第56話 クラスメイトから逃げよう!
最近、更新が多くてすみません。
あと、何時もとおなじで、誤字脱字があったらスルーでお読み下さい。
さてと、さっそく作業を開始しますか。
ユーナのおかげで、時間は止まったままだ。これ、緊急の時はメチャクチャ使える、反則技だよね。いわゆるチート?
でも、女神様の技?だから、何でもアリか。(この世界を壊して、新しい世界をつくる。)とか言ってし。
とりあえず、最初に僕を見つけた、クラスの委員長立花遼太郎君、君には、素晴らしいプレゼントをあげよう。
前方に指を指して、スゴい形相の立花は、やっぱり止まっていた。
懐から、短剣を取りだし太郎はスゴい事をやりだした。
これで、よしっ!あっ、追ってこれないように靴を脱がしとこう。
その脱がした靴を、短剣で半分にスッパリ!
それから、次は…………マミとマナかよ。この3人は、なんか僕に恨みでもあるのかなぁ~。二人とも、せっかくのかわいい顔が台無しだ。しかも、香織がこれを見たら、悲しむだろ…………いや、笑ったりして。
では、そんなマミとマナにはと…………
って、こんなものかな。しかし、これをみんなに見られたら……ブルッ。
そして、靴を脱がしてと。
この作業を、男子は男子で、女子は女子で、それぞれ違う意味で作業をしてから、太郎は身体強化と瞬間移動を繰り返し、みんなの馬車まで走る。
あれ?結構走ったけど、まだ追い付かないな。
馬車ってそんなに速かった?
ヤバいっ、これって魔力切れ寸前?
しかし、馬車はどこだ?かなりヤバいぞ!
実際、もう100キロくらい走っている。
んーー。いたっ!わっ!ひでぇ~!そんなのアリかよ。てか、言って欲しかった。
そいつらがいれば、時間止めるだけで十分だったよ。
「ちょ、ちょっとーー!待ってくれーーーっ!」
「あっ、太郎だ。太郎が帰ってきた。」
女神様、やっと気づいてくれましたか。」
(って、止まらないのかよ!頼む、もう倒れそうだ。誰かお願い。)
みんは、太郎の存在にはとっくに気がついていた。だが、全然止まってくれない。
馬車が少しスピードを落としたので、みんなと会話ができる距離まで近づいた。
「はぁはぁ、ちょっと、みんな、はぁはぁ、何で止まってくれないの?」
太郎は魔力切れまで、あと1割。
「椿く~ん。」
「はぁはぁ、はぃ、先生なんですか?ってか、はぁはぁ、何で止まってくれないの?はぁはぁ。」
「椿く~ん。君はクラスメイトにあんな事をするんだね。担任の先生としては見過ごせません。」
馬車のスピードが、段々落ちて、ついに馬車は止まった。なのだが……………。
はぁはぁ、はぁはぁ、クッ、はぁはぁ。おそらく魔力切れ寸前で、気を失いかけてる。
「太郎って、よくあんな考えができるよね。」
ヒトミ「あれには、私もさすがに引いたわよ?」
マリー「私で良ければ、同じ事をして下さい。」
シーバ「太郎様、完璧な作戦でした。」
太郎は何とかみんの話を聞く。どうやら、僕のした事をみんな知ってる口振りだ。いや、見ていた口振りだ。
リーン「太郎様、疲れた?」
ヤバいっ!今ニーナに突進されたら、死ぬ。
ニーナ「すぅ、すぅ。」
寝てましたっ!
「で、椿君はなんであんな事をしたのかな?」
「はぁはぁ、いや、先生それにはちゃんとしたはぁはぁ、理由が僕の中にありまして。」
「ユーナ様、椿君はもうだめそうなんで、少しだけ、彼の魔力を回復させてあげてくれますか?」
「うん。私も面白かったからいいよ。」パチンッ!っと指を鳴した。太郎の息切れが収まり、汗も引いて体中に力が入ってきて、体調は良くなった。
しかし、顔色がすこぶる悪い。
「ねぇねぇねぇ、太郎面白かった?私も色々あること知って、楽しかったよ。」
ヒトミ「しかし、みんなクラスメイトなんでしょう?あとで知らないよ?」
こいつ本当にブレないなぁ~。
「ユーナ、どうして僕のした事を知ってるんだ!」
「いや、ほれ。太郎監視映像だよ。どんなに離れても、太郎に何かにあった時に私がすぐに助けに行ける為に、太郎に女神の加護を与えておいたんだよ。」
「くっ!いつの間に…………。」
「太郎と婚約者になった時だよ。テヘペロ。」
なんか、納得いかねぇ~。
「で、椿君はクラスメイトにあんな事して、特に女子には念入りに。信じられません。」
「いや、あのう。ごめんなさい。」
朝の欲望が、敵意むき出しのクラスの女子に吐き出してしまった。
男子は全部適当に。
マリー「あ~っ、太郎様。私にも是非お願いいたしますわ。」
マリー、やっぱり君は最高だ!!
今度ね。
シーバ「太郎様、まだ物足りないのであれば、私にも……。」
シーバ、君も最高だ!
リーン「太郎様、する?」
リーン、ありがとう。
ヒトミ「マジでキモいから、当分私に話しかけないで?」
ヒトミの反応が正常なんだろうなぁ~。しかし、本当に君はブレないね。
「太郎、あれはなんて言うプレイ?」
プレイじゃないから~っ!作戦だから~っ!
「椿君、どうやって罰を与えようかしら。」
「先生、そんな事言っても、先生も楽しんでたじゃない。」
えっ?
マリー「確かに。顔を赤くして、手で顔を覆ってましたが、開いた指の間から見てましたわ。」
マリーっ!今すぐ君を抱き締めたい気分だ!
シーバ「最後の方は完全に見てたような……。」
シーバ、ナイスパス!
リーン「色んな形やおおき…………ぐふぅ。」
あれ?先生リーンに何やってるんですか?リーンが苦しそうですよ。
「と、とにかく、椿君元の世界に帰ったら覚悟しておきなさい。」
えーーっ!それは理不尽だ!
「先生、それはあんまりです。僕は純粋に追ってこれない状況を作っただけです。クラスメイトを傷つける訳にはいかないので。」
ヒトミ「でも、男はともかく、女の子は心にキズを追うかもよ?」
ヒトミ…………。
「まぁ、いいじゃない。太郎は頑張って、みんなを楽しませたんだから。」
「ユーナ様がそう言われるのであるのなら、今回は許しましょう。」
リーン「あんなおおきいのが…………ぶふっ。モグモグ。」
「はい、リーンはだまろうねぇ~。女神様からお許しが出たからね。」
先生、もしかして……。
「しかし、こんなのがいるなら、時間だけ止めれば逃げられたはずだよね?ユーナ!」
「こんなのとか失礼だよ。神獣のペガサスちゃんだよ!」
「だったら最初から教えてくれてもいいですよね?女神様?」
「うっ実は、逃げてる最中に気がついたから…………。」
「まったく、そしたら、あんな事する必要はなかったよなぁ~。
「いえ、あれはあれでかなりの時間稼ぎになるでしょう。」
先生、さっきと違う事言ってますが?
「ユーナが時間を止めている間に早く逃げよう!」
馬車に乗り込み、ヒトミが僕から避けつつ、馬車は出発した。
ペガサスはお役目ごめん。の形で、天に帰って行った。
ヒトミ以外が喜んだ作戦はまた別の機会に。
突然ですが、何年か前に好きな作家さんが、スゴい速さで更新してたのが嬉しくて、読み漁ってました。
その方より早くも上手くもないですけど。
では、感想や、意見はなどあれば待ってます。




