何度も何度も
三人は話をする事を決めて、代表でマリーダが話をする事になった。
「私達は射撃場がある場所まで三人で歩いて向かいました。しでも、途中人気のないでいきなり大きなワゴン車が私達の横に止まり、そのワゴン車に三人共見知らぬ外国人に拐われました。」
ちょっと不審に思った太郎は………
「ちょっと待って。そのワゴン車に全然気がつかなかったの?」
「はい。私達は実際に本物の銃が撃てる事にテンションが上がり、夢中で話をしながら歩いていたので、全然わかりませんでした。」
「そのワゴン車に連れ込まれるのに抵抗しなかったの?三人もいたらさすがにワゴン車に連れ込むのに時間がかかると思うだけど。」
「それが………まったく抵抗できる暇がないほどあっという間に車の中に………正確にはワゴン車の後ろの扉がに放り込まれました。相手は六人ぐらいいましたので、ほとんど抵抗できませんでした。」
マリーダが当時の話をしていると、三人共当時の事を思いだし、今にも泣きそうな顔をしていた。
「大丈夫か?」
「はい。大丈夫です。」
声が少し震えていた。
「私達は車の中で目隠しをされ、無理やり口の中に薬を入れられ、無理やり水を飲まされました。そのあとは手足を縛られ、口もふさがれました。私達は何が起こっているのかがわからなくて半分パニックになり、手足をバタつかせましたが、男達の強い力には逆らえず、その内に段々と眠くなり、その後すぐに薬の影響で意識がなくなりました。」
「…………………。」
黙って話を聞いている太郎の顔が、段々と無表情になっていった。
「私達が次に気がついた時には、ベッドの上で寝ていました。目隠しをされていましたから何処の場所にいるのかわかりませんでしたが、ベッドの上にいる事だけわかりました。手足は縛られたままでしので起きる事も出来ず、また薬の影響もあり、意識は朦朧としていました。でも私達三人はまた口の中に無理やり薬を入れられ、また水を飲まされ、ベッドの上に寝かされました。何とかこの状況をから逃げ出したかったのですが、何度も薬を飲まされ、考える事ができなくなるほどになっていまし。」
「体が熱くなり、手足がダルくなり思うように体を動かす事ができなくなりました。ゴツゴツした手で縛られていた手足の縄を外されました。でも、目隠しだけは外されませんでした。自分で外す事が出来ないほど、体はダルく、何とか手を動かして目隠しをはずそうとしましたが、その度に薬を飲まされ続けられました。」
「酷いな。どれだけ薬を飲まされてるんだよ。」
「もう、何も考えられなくなり、ただベッドの上で寝ているだけでした。私達を拐ってきた男達が私達が抵抗出来ないのを確認してから、目隠しを外され、その時に初めてを私達を拐った男達の顔を見ましたが、その時にはもう薬の影響でもうダメなんだな。と思ったのがベッドの上でいる事の最後の記憶です。想像ですが、その後私達は何人もいる男達に蹂躙されたとおもいます。」
「その連中クソだな……………その男達がどんなヤツラカ覚えているのか?」
「今はもう思い出せません。時間もたっていますし、当時沢山飲まされた薬のせいで余計に思い出せません。」
「そうか。もし覚えていたら、全員この異世界に連れてきて、三人の前につき出せたけどな。」
三人は太郎の発言に驚いていた。
「ソイツらを連れてこれるの?」
興奮したマリーがいきなり大声をだした。
「うわっ!ビックリした。…………連れてこれるぞ。そしたら今の三人の力ならソイツらを蹂躙できるな。」
太郎の顔がヤバい事に…………
「そうですか。残念ですね。覚えていたら復讐できたのに。」
「まぁ、その話は後にしよう。話の続きを頼む。」
その後話はさらに酷い話だった。
いつも読んで頂き、本当にありがとうございます。
久々の投稿になります。
確認の為、前話を読んでみたら相変わらず誤字が多かった…………。ガックリ。




