日本の現代っ子だった3人娘。
チュン、チュン。
ありきたりな朝の在り方。
「う、う~ん。はぁ、なんか久々にゆっくり寝た気がする。」
…………………。無事?朝を迎えた太郎は……………。
「うんっ?なんで裸なんだ!」
太郎は慌てて起き上がろうとするが…………
「はぅ!」
「あん。」
「え?……………えっ?な、嘘?」
太郎が寝ていた両脇には裸のセーラとマリーダが寝ていた。
「くっ!………はっ!ちょ、ちょっとやめろ!ってか触るな!ってか舐めるな!」
太郎の小太郎に寝惚けながらマリーがイタズラをしていた。
「はぅ!ちょっと、本当にやめてくれ!男の朝は…………ま、まずい………がっは!」
太郎は両脇でからめられた腕を振り払い、小太郎にイタズラをしていたマリーを蹴り飛ばしトイレに駆け込んだ。
「いった~い。」
マリーがベッドの下でうずくまっている。
両脇を無理やり剥がされたマリーダとセーラは勢い余ってベッドの下に仲良く落ちていった。
「は~、な、なに?」
「う、う、い、痛い。」
太郎は小太郎が心配で周りを気にする事なく力を使ってしまった。
数十分後。
「はぁ~。」
太郎はどうやら間に合ったようだ。しかし、
「ちょっと太郎!酷くない?私頭を床に打ち付けられたんだけど?マジで痛いから!」
「グスン。太郎様あんまりです。」
「太郎、私も…………スゴく痛いよ。」
「はぁ。わかったわかった。とりあえず………エリアヒール。これで治っただりろ?」
「あ、痛みが消えた!」
「太郎様、私も痛みが消えました。」
「私も治ったようね。」
3人は痛みが消えたので、機嫌が良くなったようだ。
「じゃあ、お前ら。とりあえず服を着ろ。」
「あっ。」
「きゃあ。」
「言われて見れば、みんな裸ですね。」
太郎はアイテムボックスから服を取り出し、いつもの普段着を着た。
「まぁ、別に太郎に見られてもかまわないけどね。」
「私も太郎様にならどこを見られても大丈夫です。ちょっと恥ずかしいですけど。」
「私は太郎以外には絶対に見せたくないです。」
「いいから、とっとと服を着ろ!お前達には色々聞きたい事柄あるし、病気のことも早く何とかしないといけないんだ!」
太郎は怒鳴るが、3人はそんな事お構いもせず、今日着る服をキャ、キャ、言いながら選んでいた。
「早くしてくれぇ!」
「「「は~い。」」」
素直に返事をするが、状況は変わらなかった。
3人は今だに下着だけを着けている状態だ。
「俺は応接室にいるから早く服を着ろよ!あんまり遅いとこの城一瞬でコナゴナにするからな。」
「「「………………すぐに行きます。」」」
そう答えるしかなかったさん?だった。
しかし、これでやっと病気の事や3人の前世の話を聞いて、何を企んでいるかを…………
(アイツら本当に16歳かよ?)
太郎は3人のスタイルの良さやスケベ知識が高い事にちょっとびっくりしていた。
そして太郎は寝室を出て、応接室へ向かった。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
他の話を色々と読み返してみると、あまりにも酷い誤字にがっかりしました。
誤字や脱字があると読みにくいですからね。
でも、気をつけているです。
でも、何故か誤字って減りません。
みなさんに読みにくくてすみません。




