第49話 2人目の婚約者
最近、更新が早いです。
なので、誤字脱字がかなり多いと思います。一応チェックはしてますが……
神様や女神様の悪口を叫んでいたら、いきなり女神様が降臨しました。
「で、ユーナ。これいつまで止めとくつもり?」
「あっ、忘れてた。だって太郎が恥ずかしい事いっぱい言ってたから…………。」
(えっ?僕はそんな恥ずかしい事口走ってたの?)
(ダメだ。あの二人をあのままにしたら、大変な世界が広がりそうで危険だわ。」
「女神様初めまして。」
「うわっ!」「きゃっ!」
声がした方にユーナと一緒に振り向いたら、先生が腕組をして、仁王立ちしていた。僕は一瞬で、顔から血の気が引いていった。
「ユーナ・エアリス様、私は椿太郎君が通っている学校のクラスの担任をしています、杉本愛といいます。よろしくお願いします。」
「た、た、太郎!あの人なんでうごいているの?」
「いや、僕にもわからないよ。ってか、女神様に分からないのに、人間の僕には分からないよ。」
「あ、あなた、普通の人間ですか?」
「女神様、いくらなんでも失礼かと思いますが。私は紛れもなく人間です。」
「あなた、ちょっとよく見せて。」
「?」
先生と太郎はなんの事か不思議に思った。
「あなた、この世界の生まれね。そしてなぜか、太郎のいる世界に転移したのね。それから少したってまたこの世界に来た訳ね。なんでそんな事を?」
「私はアーゼスト国の第2王女、オリビア・アーゼストと言う名前でした。
じつの父で国王が私に命令したのです。勇者を沢山連れて帰ってこい!と。」
「だからなのね。この世界のバランスが崩れ始めてるのは。」
「えっ?、それってユーナ、どういう意味なんだ?」
「太郎、ちゃんと聞いてね。この世界は、もうかなり歪みが出ているの。その理由は、どこかのバカが、無闇矢鱈に異世界から太郎のような人や物を召喚しまくってるの。それも、信じられない数を。」
(ヤバいっ、心当たりがありまくりだ。)
「それって、かなりまずいはずだよね。」
「もう最悪だよ。だって、太郎の世界で考えてみて。文明の発達が、まったく違う物同士戦いになったらどうなると思う?」
(はっきり言って、文明が発達した者が相手を無双だ。)
「わかるでしょう?だから私はそれを止めさせる為にきたの。」
「えっ?、悪口を叫んでいたから怒って降臨したんだと思った。」
(実は私も。)
「あ~っ!そうだ。太郎私の事、ダ女神とか言ってたよね?ね?ね?」
「はいーっ!確かに言いました。でも、この世界の女神がこんなにかわいいなんて思わなかったからなんでー!」
「えっ?、そ、そんなに?」
「もちろん。ユーナが1番かわいいと思ってる。だから、ダ女神なんて言ってゴメンね。」
「太郎」
知らない間に二人は抱き合っていた。
なんだこの茶番は?
「こほんっ!あのう女神様そろそろよろしいでしょうか?」
あわあわあわわわっ、あわてる二人。
「な、なにかしら。」
(チッ、なんで恋人繋ぎしてるの!)
「それで、女神様のご用は終わったのですか?」
「一応、終わったわ。でも、私が終わらせた訳じゃないけどね。」
「あのう、女神様。一つ聞いていいですか?」
「ダメよ!もう終わったの。」
「やっぱり、そうなんですね。女神様、ありがとうございました。」
「愛、聞いて。本当は私の仕事だったのよ。でも、直前で知らない者が…………。だから、この話は終わり。」
「はい。ありがとうございました。」
先生は少し泣いているようだった。おそらく、先生のお父さんは、無謀に召喚しまくったのだろう。だから、女神であるユーナが天罰かなにかを与えに行き、直前で何者かに命を奪われたのだろう。これで、クラスメイトは一安心だけど……
「で、ユーナこれから一緒に旅する仲間を紹介したいけど、この状態じゃあ…………」苦笑い苦笑いなった。
「あっ、太郎ゴメンね。」ユーナも苦笑いになる。
「あっ、と、その前に、ユーナの事なんてみんなに説明すればいい?」
「私は、一緒にいたから女神様ってのわかるし、今は人間形態?になっているのがわかりますから大丈夫ですけど。そもそも、女神様ってバレたら不味いのでは?」
「ユーナ、その辺りはどうすればいい?」
「仲間になる人にはちゃんと、私が女神って事を話すよ。口止めは簡単にできるし。」
「そうか。ユーナがそれで大丈夫なら僕もいいよ。」
「わかりました。女神様と一緒に旅ができるのは凄い名誉です。」
「うん。ありがとう。あっ、太郎。あと、ちゃんとみんなには、私は婚約者だって事も話してね。」
((忘れてたぁーーっ!))
1日1話を目標にやっていますが、なぜか最近1日2話、3話が当たり前になってます。それでも更新出来ない時がありますので、その分だと思って下さい。
いつまでも上手くならない小説を読んで頂きありがとうございます。
感想もお待ちしてます。




