第48話 女神様降臨?
誤字脱字はスルーしてお読み下さい。
セリフの追加や変更もあるかも。
後日習性します。
あの空からの攻撃以外、旅は順調にすすんでる…………
リーン「そっちに行ったよ。」
シーバ「任された!あっ、一つ取り逃がした!マリー頼む。」
マリー「任せて。」ザンッ!一振りだ。
ドサッ。ドサドサ。
マリー「太郎様、今夜の食料みんなで確保してきましたわ。」
シーバ「結構楽勝だったよな。」
リーン「そのわりに、1頭取り逃がしましたよね。」
ニーナ「太郎様、太郎様、私囮役どうだった?」
相変わらず。ニーナは抱きついてくらりら。
「うまかったぞ。しかし、ニーナっての足早いなぁ。」
ニーナのあたまをなでなでなで。う~ん、かわいい!幸せ!様つけは、皆が目の前で見た事が原因らしいけど、もうかわいいからスルーします。
みんなも魔法なしでよくこれだけ山猪を取れたね。
マリー「王族は剣や槍、盾などの訓練は騎士団と一緒にしてましたから。これぐらいは…………。」
マリーも偉いなぁ。なでなでなで。
「リーンはショートソードか。リーン、ちょっと見せてくれるかな?」
「どうぞ、なんなら差し上げますが。」
「いやいや、へぇ~これはミスリルだよね。しかも、リーンの刻印もある。そして、鞘を含めた装飾品が、すばらしい。リーンに取って大切な物なのに、もらえないよ。これはリーンが持つべき物だし、リーンに似合ってるよ。」なでなでなで。
「シーバはいつも豪快だぬ。その片手直剣を女の子の体で、よく振り回せるよなぁ~。シーバ、その剣見せてくれるかな?」
「はい、もう太郎様がお使いくださってかまいません。」
「いやいや。………………ん?、これもすごいな。アダマンタイトとミスリルの合金か?」
シーバ「太郎様、よく分かりましたね。これは、我が王家の家宝の中で1番なのです。いつもは父が、国王が身に付けてましたが、あの時逃げる直前に、私に手渡してくれました。」
「そっか。そんな大事な物貰えないし使えないよ。」なでなでなでなで。
「でもミスリルとアダマンタイトの合金なんて出来るの?」
シーバ「いえ、基本できません。これは女神が気まぐれで作ったと、言う話が我が王家に伝わる秘密の一つです。」
「女神がきまぐれで?これを?こっちの神はナニやっているんだ!きまぐれ?オレンジかっ!」
「椿君、そのジョークはこっちの世界には通用しないわよ。」
「なんか、段々頭にきた!だいたい、異世界にホイホイ移動させるとかがまず1番おかしい!しかも、他の世界から助けを呼ぶとかもおかしい!魔王ぐらい、自分達でどうにかしろよっ!そして、今回僕を狙ってりヤツが誰だか分からない。普通、こんな時代遅れの世界で、人工衛星ってなんだよ!敵をやっつければ、消えて無くなるし、かなりのムリゲーだよ。絶好、ここの神や女神は暇潰しで、僕達を戦わせてるだけじゃいかっ!って気がしてきたよ!おいっ!ダ女神聞いていたら返事くらいしてみろ!」
全員顔から血の気が引いた。
「「「「「太郎様、椿君、それ、まずいから。」」」」」
「えっ?なんで?どうせ居もしない、僕達に干渉も出来ない神や女神なんかいないのと一緒でしょう?たまにはストレス解消をしないとね。」
「さぁ、みんな山猪を解体して、今夜はステーキだ。」
(あれ、なんでみんな固まっているの?)
「早く、暗くなる前に支度しよう?」
近くにいたシーバに触ってみる。あれ?
マリーもリーンもニーナもヒトミも、話しかけても返事もしないし、動きも止まったままだ。
周りの風景も止まっていた。それはすぐ近くの小川の流れも止まっていたからた。
敵の攻撃か?でも、レーダーには何も映らない。なんですかぬぇ~この異世界は。物理法則や時間を止めるとか、もう何でもありなのに、僕達のムリゲーはなんなんだ。ダ女神のやつ。
「わたしの事かしら、ダ女神って?」
「誰がしゃべった?ダ女神か?」
「だから、あなたわたしをダ女神とか言ってるでしょう?」
振り向くとみんなが取ってきた山猪を指でつんつんしていた。
「あなたは一体誰ですか?」
「あなたのダ女神です。」
「あなたのダ女神?意味がわかりません。それより、この状況は…………~
「そう、私、ダ女神がやりました。」
「えーーーっ?女神はこんな事ができるんだ。って女神?」
「そうですよ。あなが言う、ダ女神です。この状況を作ったのは他の……」
「テンプレきたー!」
「人が話をしている時に大声を出さないで。」
「あの、女神なら、この世界の事は大体分かりますよね?」
「それは女神だもの。何かに知りたい事がありそうね。でも、それはダメです。この世の理から外れますから。」
「あのう、やっぱり女神様とお呼びした方がいいのでしょうか?」
「みんな、私をそう呼ぶわ。あなたにも許可します。」
「あのう、女神様は僕のいた世界では、キレイとか、かわいいとかでは無く、かなり年を召された方なんです。だから今僕の目の前にいる方が女神様なんてしんじられなくて。」
「そう、あたなの世界はそうなのかもね。」
「僕は今日初めて知りました。女神様がこんなに美少女で、やさしそうで、髪もキレイなプラチナブロンドで、スタイルは全人類の理想です。この方がが女神様なら、僕は人をやめて、女神様に結婚を申し込みたいです。」
「え、え、あ、私がキレイなのは当たり前よ。だ、だ、けど、まだ知り合ったばかりで結婚なんて。やっぱり、少しはお付き合してからじゃないと、あたふた。」
「女神様、あなたが好きです。僕とお付き合いさせて下さい。本当に女神様の事を愛してます。」
ポッーーーーーー!女神様陥落。
「じゃ、じゃあ、私の事いっぱいあいしてね。じゃあ、天界に一緒に行きましょう!」
「女神様!少しだけ時間を下さい。実は、僕達、戦争の道具として、違う世界から召喚され無理矢理連れてここに来ました。その時一緒にいたクラスメイトと幼なじみと離ればなれになり、今幼なじみを探す旅をしてます。そしてクラスメイトと幼なじみ、学校の先生を元の世界に帰してあげたいから、この旅が終わるまで、天界に行くのは少しだけ待って下さい。お願いいたします。僕の愛しい君。」
その頃先生は……
「なんか、様子がおかしかったのは、まさかの女神降臨!しかも、椿君、ホストみたいな口説き文句で、女神様落としちゃったよ。この後、どうするの?しかし、女神様恋愛に一切免疫ないわね。チョロい。でもなんで椿君の所に女神様が?」
先生は異世界から来た為、椿太郎と同じ効果があるのか分からないが、先生も時間が止まらなかった。
「夜食までヒマがだから寝てたんだけど、まさかの女神降臨で、椿君女神様を口説く。
「それは、時間かかるの?」
「わさりません。なにせ、何処にいるのか全然手がかりが無いんです。」
「じゃあ、私が探して連れてきてあげる。名前と最近の顔を頭に浮かべて。」
「はい、名前は三ヶ日香織。顔は……」
「わかったわよ。この子女の子なんだ?」
(やべっ)
「そうです。兄妹みたいに育った幼なじみなんです。」
「なんだ。恋人じゃないんだ。」
(あれ?)
(あれあれ?)
「うーんと、この子ね。今すごい所にいるよ。」
「それは、女神様にでも行ける場所ですか?」
「ここは私でも、さすがに無理だわね。」
「そんな酷い場所まで連れていかれたんだ。場所はわかりますか?」
「うん、わかるよ。この星の地下世界だから。私は地上担当だから、女神としては、色々大変で行くに行けないの。ごめんね。」
「いえ、場所を教えてもらっただけでも凄くありがたいです。あと、クラスメイト達の様子はわかりますか?」
「じゃあ、また顔を思い出して。」
「うん、また女の子だね。」
(しまったー、ついマミ、マナを思い出しちゃった。)
(椿君の事だから、武井さん姉妹を思い出してそう。(笑))
「彼女達とその仲間内は、アーゼストって国の中にあるダンジョンにいるよ。なんか騎士団の人が訓練だった言ってるけどどうする?」
「それなら、まだ大丈夫です。先に幼なじみを探しに行きます。所で女神様。」
「えーーーっ?私たち付き合ってるのに、女神様は止めて。名前で呼んで!私は、この星の一層目の信仰の対象にった、魔法の女神。ユーナ・エアリスです。だから、太郎もユーナでもエアリスでもいいからそう呼んでね。」
(うわっー。なんかゲームに出てきたような名前。しかし魔法の女神かぁ、なんかすごいなぁ~。)
「えーと、ユーナ、地下世界にはどうすれば行ける?」
「行けません。」
((なんですとっ!))
「だって考えたらすぐわかるでしょう?上の世界や地下の世界なんかにホイホイ行けたら、この星ぐちゃぐちゃなるよ。ちなみに、この星は五層まであって、ほとんどの人は、この事をしらないの。知られたらまずいの。だから、私も一緒に旅して探してあげる。」
((えっ?女神のまま?))
「ユーナ、その女神様の状態で行くの?」
「まさか!ちゃんと人間として…………どう?」
((簡単に変身さした!))
「うん、人間の姿になってもキレかわだね。」
「太郎、キレかわってなあに?」
「僕がいた世界の言葉で、キレイとかわいいを足した言葉だよ。」
「太郎だって、カッコいいもん。」
((この女神様チョロい))
いつも読んで頂きありがとうございます。
異世界物を読むと大抵降臨する女神様。
僕も女神様と話をしてみたい。




