指名依頼。
魔族?魔人?を捕まえただろう!達(実際は太郎1人で捕まえた。)がやいのやいのと街の映画と噺をしていたら、立派な格好をした人物が太郎達の前にあらわれた。
話をきいてみると…………
「今ままで何があったのかを誰か説明をしてはくれぬか?」
え?………………って感じでみんながその立派な格好ををした騎士を見た。
「あ、すまぬ。私はこの街、オースチンの騎士団の団長をしているダン・フォン・キーシと言う。門の近くで騒ぎが普通ではないと1人の兵士のから連絡を受け、我が騎士団がみずから確認をしに来たわけだが……………そこにいるのは冒険者ギルドのギルマスのギールではないか?良かったらこの状況を説明してはくれぬか?」
ギルマスの名前を今日初めて知った太郎。
(ギルマスの名前、ギルマスのギース、騎士団のダン・フォン・オースチン……………え?この国の人々の職業って名前が関係するの?…………クックックックッ。)
密かに1人で笑う太郎。
すると騎士団長に事の顛末を話始める。
「ダン様、おひさしぶりです。私とここにいるもう1人の男、冒険者の太郎は領主様に呼ばれて領都に来たのですが、いきなりそこで捕まっている衛兵に言いがかりを言ってきて私と太郎を捕まえようとしてたのですが、ここにいる太郎がこの中に何人か魔族だか魔人がいる。と見破り、若干の戦闘行為がありましたが無事に太郎が1人で全員を捕まえた所でした。」
ギルマスが簡単に説明文をしをわると、騎士団長が驚いた顔をして、謎の縄でぐるぐる巻きにされている連中をみていた。
「なんと、我が街の衛兵や兵士の中にそんなやからがいたと言う事なのか?いや、まだいる可能性があるな。」
太郎は(そうだろうなぁ。)と思いながらぼーっとギルマスと騎士団長のやり取りを眺めていた。
すると突然太郎に騎士団長が話かけてきた。
「冒険者の太郎殿、今回は助かりました。とりあえず先ほど捕まえた連中を牢屋にいれ、尋問をして何が目的でこの街に潜入していたのかを追及します。それで、太郎殿はどのように彼らが魔人や魔族だとわかったのかを教えて頂きたいのと、その力で他にもいないか調べてもらう事はできないだろうか?勿論、仕事としてギルドに指名依頼を騎士団から出すので、報酬も出す。お願いできないだろうか?」
太郎は、(うーん、どうすか。街の住民を含めたらかなりの人数がこの街に住んでいるからなぁ。まあ、レーダーですぐに分かるけど、この能力を教える訳にはいかないからなぁ、どうすっかなぁ~。能力の事だけ言わないでこの仕事ができかなぁ~?下手したら、魔女狩りになっちゃうよ?)
「やはり、冒険者の能力を簡単には教える事はできないか。なら、この街にまだいるかもしれない奴らを見つけるだけではダメだろうか?」
太郎が一言。
(いや、ダメだろう。)
魔女狩りと言う事を知らないこの世界の人達だった。
「わかった。ギルドとしてその件を受け付け、ギルドからも指名依頼を出しましょう。ギルドも協力します。」
「おぉ、ギース殿それは助かる。是非頼む。」
(いや、だからダメだろうって。)
はぁ、と大きくため息をつく太郎だった。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
今年も残る事あと2週間ちょっと。
年末と言う事を全然感じなくなってきた年になったのかな?
今回も短めです。




