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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
新たなる旅立ち
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依頼完了!





高校二年生で17才の太郎は中二病全開だった。


中二病とは書いて字のごとく、中学二年生ぐらいの年頃になると男女問わず稀に発症してしまう病気の事。と、思われがちだが、実は中二病とはあくまでも平均的に見てその位の年齢で発症しやすいだけであって、なかには小学校低学年から、あるいは30歳を越えた大人でも発症する。


しかも、年齢を経てまた中二病に発症してしまうと完治が難しい。

か、どうかは知らないが、今太郎は自分に酔っていた。

因みに、この世界で太郎の年齢は成人しているので、法的にお酒は飲めるのだが、さきのノンアルコールエールを飲んで酔っ払った事があるので、少し酔う事になれたようだ。


(今の俺、香織がみたら惚れ直すだろうか?)


とバカな事を考えていた。


「た、太郎。本当に任せてもいいんだな?お前が失敗したらこの街は壊滅するんだぞ?」


「ギルマス、俺は同じことは二度言わない。それに、もし俺に何かあれば……………スターシア、後を頼む。」


「私に任せて。」


あれほどめんどくさい。と言ってたのに結局スターシアに頼みごとをしている太郎。


『太郎ーーーーーーっ!頼んだぞっーーーーー!』


冒険者達から一斉に歓声が上がった。


カラン、カラン。


太郎は魔物の討伐に一人で向かった。


太郎がギルドから出て5分もしないうちに凄まじい音が響き渡った。


ズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーン!!!


ギルド内は激しく揺れ、立っていられる冒険者達は一人もいなかった。


みんな恐怖で言葉も出なく、中には神様に助けを求めている者もいた。


……………………………………10分後。


「ただいまぁ!無事に依頼完了!」


『はぁぁぁぁぁぁぁ?』


ですよね?

1万以上の万をたかが15分で討伐が終わるとは、普通は思えませんから。


☆☆☆☆☆☆☆



ギルドを出た太郎は、早速レーダーで魔物の数と種類、進行方向を確認し、空高く飛んだ。


レーダーで魔物がいる範囲を確認した後、一瞬どうやって討伐しようか悩んだ。


「う~ん、火魔法は火事になっても困るし、風魔法だと範囲外に被害が出そうだし、水魔法も洪水になったら面倒だし、闇は使えないし、光もなんか違うし………………う~ん………………あ、範囲を決めて重力魔法でみんな潰すか!よし、それで行こう!」


ズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥーーーーーーン!!!





これが太郎が魔物を討伐した時のはなし。


最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。


少し短めです。



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