番外編 日本に帰ってから………29
こんな、あり得ない事が次々と起こった。
問題を抱えていた、3ヵ国の内の1か国がいかなり核ミサイルを次々と日本に向かって放ってきた。
それを太郎と香織で次々に対応して破壊すると、その隙を狙って、別の国が日本の離島を侵略するために戦闘機や艦船がやってきた。
さすがに核ミサイルが次々発射され、かなりの数の軍艦や戦闘機が日本に攻めてきているのをアメリカが黙って見ていなかった。
総理にはアメリカの大統領からホットラインがすかさず入り、対応を協議していた。
日本の領海や空域に侵入した戦闘機や艦隊は、自衛隊やアメリカ軍が対応し、太郎と香織はミサイルが日本に飛来しないようにミサイルを破壊していった。
ミサイルは、核ミサイルだけではなく、中距離、長距離の通常ミサイルも多数飛来し、これの数が200以上たえず襲ってくるのを完璧に太郎と香織が日本に到達する前に、海に打ち緒としていった。
「これ、完全に戦争をしかけてるよね。しかも、宣戦布告も無しで。」
「そうね。まるでゲームみたいに次々にミサイルや戦闘機とかもくるからね。一体あの国は何を考えているのかしら。」
「そうだね。核なんかで汚染された土地なんか占領してどうするつもりだったのかな?」
「本当よねぇ~。……………あ、わかった!」
「え?何がわかったの香織。」
「相手の攻撃の意図がわかったの。相手の国は、経済大国の日本をこの世界から消すのと同時に、日本に駐留しているアメリカ軍も倒して、この領域にアメリカ軍を近付けさせないようにする為じゃない?核ミサイルで日本全土を汚染させられたら、アメリカ軍も容易に近付く事ができないから、アジアの国々は例の3ヵ国と、このドタバタな状態を狙ってきたまた別の国の格好の的だと思うわ。」
「……………香織、凄い洞察力だね。よくそんな考えながらミサイルを打ち緒としてるね。」
「ねえ、太郎。私って凄くない?」
「うん、すごいよ。」
しかし、そこに待ったをかける人がいた。
「香織、太郎、その解答じゃと香織の答えは半分だけ正解じゃ。」
待ったをかけたのは神様だった。
「え、どういうこと?
「あと半分の理由は…………香織と太郎がいるからじゃ。」
マジか。と言うような顔をして固まった二人だった。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
最近、書籍化やアニメ化になるまでのなろうで今だに書き続けている方々のアクセス数や評価ポイントを見てビックリしました。
みなさん、凄かったです。自分はやっぱり素人なんだと思い、それなら自由に自分が書たい小説を書いて、楽しむ事にしました。
それから本当に凄い人は、10話くらい書いただけでランクトップとかの方もいました。




