番外編 日本に帰ってから…………28
「総理準備が整いました。」
「よし、まず世界地図でだしてくれ。」
総理大臣が白い壁にプロジェクターで世界地図を防衛大臣に出させた。
「まずは、これを確認してくれ。」
総理が、攻撃目標の3カ国を示した。
太郎と香織は、その場所を記憶した。
「次に各国の攻撃目標が…」
『総理大臣、某国からミサイルが発射されました。至急、指示をお願いします。』
いきなり、室内に設置されているスピーカーからとんでもない(いや、ミサイルは飛んでます。)知らせがながれた。
総理大臣はすかさず、懐のスマホを取り出し何処かと連絡をとっていた。
「あ、私だ。発射されたミサイルの種類はわかるか?……………そうだ。すぐに偵察衛星を使って調べろ。それから、各全イージス艦の出航及び、イージスによるデュアルバンドレーダーで探索をし、飛来したミサイル及び敵戦闘機を探知したら速やかに対空ミサイルによる迎撃をするように。それから、イージスショア、pack3も探知次第、飛来したミサイルを迎撃するよう、各部署に連絡を。それから、各航空自衛隊機のF35,F15,F2,E2C,それぞれをスクランブル要請を出すように。それから、我が国海域に潜入した敵潜水艦と敵船と漁船に扮した船も発見しだい攻撃せよ。こちらもう先に攻撃されている状態だ。」
そして、すぐにな違う報告が総理宛に入ってきた。
「………………わかったか。………何、ICBMだと。………ミサイルの数は?……………10発…………わかった。ミサイルの目標場所はわかるか。…………くっ、また後で連絡する。ふ何か変化があれば、すぐに連絡をしてくれ。」
総理は、スマホを握りしめ、顔を歪めていた。
「どうやら、大変な事になっておるようじゃな。まぁ、太郎と香織がいて良かったの。」
神様は何が起きているのかを知っていた。しかもそれを、太郎と香織がいるから良かったとか…………
「太郎君、香織さん、今すぐに君たちの力を貸してもらえないだろうか?いや、貸して欲しい。」
「あのう、一体なにが………ミサイルがどうとか。」
「太郎、多分だけど私達、相手の国から先手を打たれた気がする。」
「香織さんの言う通り、これから攻撃してもらうはずだった国から10発の核ミサイルで日本に攻撃を仕掛けてきた。」
「な、それって確実な事ですよね。」
「間違いない。」
「じゃあ、今から香織と一緒に打ち落とします。早く打ち落とさないと、放射能汚染で大変な事になる。…………ミサイルが発射されてどれぐらいたったのですか?」
「おそらく、2分ぐらいだとおもう。そろそろ大気圏に突入するはずだ。」
「香織、今宇宙を飛んでるミサイルを探知できるか?」
「大丈夫。もう捕捉したよ。」
「わかった。じゃあ、半分づつ破壊しよう。ミサイルの位置を教えてくれ。」
太郎と香織が手を繋いだ。
「ありがとう、香織。………もう自分の分は終わらせたのか。」
太郎は香織からもらったデータを偵察衛星と地図をリンクして確認していた。
「危ないのから破壊したから、後はよろしくね。」
「わかった。」
太郎は頭の中で、5発のミサイルをロックオンして、すかさず念じただけで、ミサイルは破壊された。
「ふぅ。総理大臣、今すべてのミサイルを破壊しました。」
「そうか、やってくれたか。」
総理が机に両手をついて大きなため息をついた。
「総理大臣、こちらも早めに手を打った方がいいとおもいます。場所を教えて下さい。」
「そうだな。防衛大臣、よろしく頼む。」
「はい、わかりました。」
総理は、一旦席を離れ、神様と何かをはなしていた。
「今ミサイル攻撃してきた国がここで、この国から先にお願いしたい。」
太郎と香織は頷いて、攻撃場所を聞いていた。
「すると、地下50メートルぐらいまで届く攻撃をしないとまずいですね。」
「太郎君、その通りなんだ。下手したら地下100メートルのミサイル基地があると思う。これは、敵からの攻撃を防ぐためだがな。」
太郎と香織は考えて、周りに影響が出ないように、一般市民を巻き込まないようにする為の攻撃方法を考えていた。
『総理、さらにミサイルが発射されました。』
「なんだと!」
「香織、探索頼む。迎撃は俺がするから。」
「わかった。」
2度目の危機が日本を襲う。しかし、なぜそこまで躍起になって日本を襲うのか。
しかし、日本にはとんでもチートな存在が二人もいた。
あ、神様もいました。
しかし、さすが現代日本にいてもファンタジー。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
ブックマークや評価も本当にありがとうございます。
ワールドカップラグビーで日本がスコットランドに勝ったのと同じぐらいに嬉しいです。(例えが貧弱ですみません。)




