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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
最終章 そして…………
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番外編 日本に帰ってから………27



まさか、まさかの神様の登場です。さすがファンタジー。


「おじいちゃん!」


「香織、久しぶりじゃの。元気にしておったか。」


「私は元気だよ。おじいちゃんは………神様だから変わらないね。


「しかし、なんで…………神様だけですよね。」


太郎があわてて確認を取る。しかし、


「太郎、安心せい。あやつも一緒じゃ。」


「そ、そうですか。」


この世の終わりのような顔をする太郎。


「今は儂の頼んだ仕事でいないがの。」


太郎の顔が、まるでキレイに咲いたヒマワリのように輝く。


「話の途中で申し訳ないないのだが、先ほどの続きを話してもよいかな。」


ここで総理大臣が話を進める。

しかし、なぜか神様が突然キレた。


「あの国は、一度徹底的に教え込まんとダメなだからの。昔からそうじゃった。これを機に日本と言う国がどれだけ強いかを世界にも知ってもらういい機会じゃ。」


しーーーーーーーん。


うわぁ、神様、なぜそんなにキレてるのでしょうか?皆さん引いてますよ。


「そ、それで太郎君と香織さんにこの3つの国の軍事拠点を破壊して欲しいのだ。」


「「は?」」


驚く太郎と香織。


「今、この3つの国が密かに協力しあって、我が国に戦争をしかけようとしているのだ。」


「すみません、そんな重要な情報はどこから…………」


「儂じゃ。」


はい、そうですよね。神様じゃなきゃムリです。


「あ、わかりました。」


「この3つの国はそれぞれ、我が国の端から徐々に侵略してくる計画だそうだ。まずは、領空侵犯、領海侵犯、事故や漁船にみせかけた攻撃。爆撃機の領空侵犯からの攻撃。ミサイル発射テストや試験飛行を装うったミサイル攻撃。観光客に成り済ました工作員。潜水艦によるミサイル攻撃。キリがない程の計画を、そして実行をする段階にまできているのだ。これらをすべて防ぐのが難しいのが現状だ。本当に申し訳ないが日本と言う国を助けてはくれないだろうか。」


場が静まり、総理大臣達太郎と香織に頭を下げていた。すると、あっさりと。


「いいですよ。」


「え、どこを潰せばいいのかしら。」


太郎と香織の呆気ない返事で総理大臣らはホッとした顔をした反面、太郎と香織のゲーム感覚のように簡単に『潰す』と言う言葉になんとも言えない気持ちになった。


「じゃあ、地図を下さい。そして潰して欲しい場所に印をして下さい。」


「そうね。面倒だから、3つの国全部まとめて下さい。その方が早いから。」


ゾッとした。なんて子達だ。総理大臣は背筋に冷や汗が流れた。しかし、そこは一国の総理大臣。すぐに指示を出した。


「防衛大臣、至急地図と正確な場所を。」


「少しお待ち下さい。」


「おじいちゃん、なんでこんな事になったか知ってるのでしょう?」


「はっははは、香織には敵わんな。」


「神様、もしかしてこの事を黙らせる為に…………」


「そうじゃ、今頃ホワイトハウスで大統領を脅しておるころじゃろう。」


「やっぱり。」


「今、アメリカが動いたら、核の打ち合いになりかねんからな。神様頼んだのだ。」


「じゃあ、さっさと終わらせよう。」


「そうね。おじいちゃんには今私達が抱えている問題を解決してもらえるよう協力してもらわなくちゃ。」


「ふむ、そんな問題もあったの。」


「総理、準備が整いました。」


いよいよ、戦争が始まる。(内緒で)しかし、太郎と香織はどこに行っても戦いから逃れられないようですね。



最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。


番外編が長くなりそうなので、そろそろサブタイトルを変えようと思っているのですが、なかなかタイミングが・・・・

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