番外編 日本に帰ってから………26
「えっ?一体どういう事?てか、叔父さんそろそろ土下座を止めて欲しいんだけど。」
「お義父さん、これは一体…………」
総理大臣と副総理は立ち上がり、そのかたわらで防衛大臣が「ぽかっーーーーん」としていた。
「愛、太郎君、我々は君たちの事をある人物から聞いて、今この国の危機に対応できると言っていた。」
「ある人物………………」
少しの沈黙が流れる。
「香織のおじいちゃんだ。」
「香織、マミマナ、出て来てだいじょうだよ。」
スぅーと姿をわらわす三人に、総理や副総理は少し驚き、防衛大臣だけはビックリしていた。
「そ、そ、そ、そ、そ、」
「少し落ち着け、防衛大臣。」
「いや、しかし、突然………」
「落ち着くまで少しほっとこう。」
「それでいいのか、叔父さん。」
「話はそれたが、先ほど話をした通り、見かけの平和と違い、今日本はかなりまずい状況になっている。」
「叔父さん、そんな重大な機密を俺達に話しても大丈夫なの?」
「それは大丈夫だ。なんせ神様からのご指名だからな。」
「叔父さん、それで今どんな状況なの?」
「まず、この衛星画像を見てくれ。」
「「「「おーーっ!」」」」
「かなり精巧な衛星画像ですね。」
「そうだな。しかもこれはリアルタイム……つまりテレビを見ているのと変わらない。しかもズームレンズにより地上に見える解像度は約4cmほどの物まで見える解像度。」
太郎、香織は「ふ~ん」
それ以外の人は「すご~い!
」
それに気がついた総理大臣は、
「太郎君と香織さんには何でもないようたね。」
「まぁ、ぶっちゃけあれよりよく見えるし、話し声も聞こえるし…………………」
「か、香織さんもか?」
「私は話し声も以外にも………あ、やっぱりなんでもないです。」
総理大臣、副総理、防衛大臣は言葉か出なかった。
最新鋭で世界でトップを走る人工衛星がまるでオモチャに見えた。
「そろそろ儂の出番かの」
しひれをきらした神様がいよいよ登場です。
あの変態駄女神様はまさか一緒に…………☆
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
この小説を書き始めてからいつの間にか64万文字越えていました。
これも皆さんのおかげです。ありがとうございます。
ところで、64万文字って多いほうなんでしょうか。
まぁ、文字数より誤字脱字が多いのでそっちを頑張って減らすようにしたいのですが。f(^_^;




