番外編 日本に帰ってから………25
「おじさん?」
「そう、叔父さんだよ、先生。」
「えーーーーーーーっ?」
「先生こそ、叔父さんの事お父さんって言ってたような…………」
「あ、あのね。本当は内緒なんだけど………実は私の育ての親………お義父さんなんだ。」
「こっちこそえーーーーーーーっ?だよ!」
「太郎君、悪いが今はその話は後にしてくれないか。」
「そうだね。それでおじさんは俺達をどうしたいの?」
「こんな話を、子供………未成年に任せる程、我が国はかなり切迫しているんだ。いや、かなり危険な状態にある。」
「それで、俺達の力が必要だと。」
「情けない話だが、日本と言う国は、戦争を放棄する憲法があり、さらに核兵器を持つ事もできない。自衛隊は、防衛にのみ動かす事ができる。しかし、相手が無差別に攻撃をしてきたら、例え優秀な自衛隊でも防ぐ事はできない。」
「それで、俺達の出番なわけだね。」
「ふぅ~、申し訳ないが国民の為にお願いするしかないが、太郎君為は、この話を聞いて助けてくれるんだろうか?」
「叔父さん、その前に聞きたい事があるんだけど。」
「なんだい。」
「俺達って、異世界に強制的に転移されて、やっと日本に帰ってきたら、転移する前の日本に帰ってこなかったんだ。」
「それは………」
「お義父さん、私達、転移する1日前に帰ってきたんです。」
「なっ、それは本当か。」
「本当です。なぜなら転移される私達を教室の影からみんなで見てましたから。」
「そうか。知ってたのか。」
「「えっ?」」
意味深な事を話す総理大臣。
「愛、太郎君、すまなかった。」
いきなり土下座をしだす総理大臣と副総理。
防衛大臣は唖然としていた。
当然、太郎も先生も、そして姿を消したままの香織やマミマナも。
一体なにが………………?
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
モチベーションをあげる為にも是非感想や(批判でもなんでもいいです。)それから面白かったと思いましたら、是非とも評価をよろしくお願いします。
書き始めは「自分にもできるかも!」なんて甘い考えではじめましたが、なんだかんだで書き始めて来年の1月で2年になります、
1年10ヵ月続けて、ようやく300ブックマークに35万pvになり(奇跡だと思ってます。だって素人でうまく表現ができないから。)なり本当にうれしいのです。
本当にありがとごさいました。




