番外編 日本に帰ってから…………22
「え、香織もそれぐらいあるだろう?」
いやいや、普通はそんなに持っていませんから。
「わ、私?………私はおこずかいとか、お年玉をなるべく貯めて………………10億ぐらいかな?」
マナマミは唖然である。
「香織はそれを元手に何もしてないんだな。」
「そうだよ。普通は。だいち株とかFXとかして損したらどうするの?」
「え?香織は損するの?」
いやいや、普通はそういうふうに考えますから。
「太郎、あんたおかしいよ。高校生が普通に1000億も持ってるなんて。」
「じゃあ、マナはどうなの?」
「私も香織ぐらいしか持ってないわよ。」
いやいや、普通の高校生が10億なんて大金は持ってませんから。
宝くじで1等前後賞当たってもそんな金額になりません。
あんたらおかしいよ!!
羨ましいよ!!
ちょっと分けてよ!!
「ま、そんな事より早く行こうぜ。」
はっ!そうです。………あれ?このあとどうするんでしたっけ?
「このあとは……………なんだっけ?」
「太郎しっかりしてよ。あなたのお父様に話をしにいくんでしょう?」
「あ、そうだ。みんなで魔法で姿を消して、真実を話に行くんだった。」
「もう、太郎は。」
マミがあきれてます。
「とりあえず、みんなに身体強化と物理結界をかけて………あとは香織頼む。」
「わかった。あとは姿を消して、匂いも消して、気配も消してっと。……………はい、オッケー。」
「それじゃあ、行くか。みんなはぐれるなよ。全速で行くからな。」
みんなは黙って頷いた。
そして物凄いスピードで走り去った。
行く先は、太郎の実感。ではなく、なぜか某自衛隊本部になる地下にいる先生がいる場所。
太郎のレーダーにより、先に先生を助けに行く事になった。 しかし、そこは太郎の実家より大変な場所だ。
なぜ、先に先生を…………今、物凄い速度で太郎達が向かっている。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
誤字脱字があり読みにくくてすみません。
チェックはしてるのですが…………悲しい事に必ずあります。ダメですね。
なので、なんとなく解釈してお読み下さい。




