地球に帰ってきてから…………21
その頃、太郎は…………
「マンションは大丈夫そうだな。」
太郎所有のマンションに到着した太郎は、物陰からうかがっていた。
誰もいない。
「さて、みんなは無事だったいいけど。」
太郎は周りを警戒しながら、マンションに向かった。
「大丈夫そうだな。」
太郎はすんなりとマンションに入っていった。
エレベーターに乗り、最上階に。
エレベーターのドアが開き、自宅前の扉で、中の様子を伺った。
気配察知、レーダーなどを駆使しする。
「大丈夫そうだな。ただ、人数が少ないのが気になる。」
とりあえず、扉のカギになるカードキーを差し込み、暗証番号を打ち込む。
ガチャ
カギが解除され、扉を開いた瞬間、1人の人物が飛びかかってきた。
咄嗟に身構える太郎。
しかし、その人物は……………
「太郎~遅かったね。しんぱいしんたんだからね。」
そこには、太郎に抱きつきながら半泣きの香織がいた。
「香織、無事だったか。」
太郎は香織が無事でほっとした。
「なんとかね。それより、早く中に入って。今いるみんなで話し合いをしましょう。さぁ、早く早く。」
太郎は思ってしまった。
(いや、ここは俺の家なんだけなど………。)
部屋に入り、今いる人数の少なさに…………
「他の奴らは捕まったか。」
「そう、多分太郎が来たのが最後だと思う。」
「そうか。」
「じゃあ今から暗証番号の変更をマスター権限で、俺の部屋の暗証番号を変えよう。」
「え?そんな簡単にできるの?」
「うん。だってこのマンションのオーナー俺だからな。簡単にできるよ。」
「「「「はっ?」」」」
「ちょ、ちょっと待って。え?太郎はこの部屋だけを買ったんだよね。」
「うーん、正確には違うかな。」
「え、意味がわからない。」
「このマンションを建てたのは俺だだから……………」
「「「「「はっ?」」」」」
こいつ信じらねぇ~!って感じで太郎を見る。
「ねぇ、太郎って、今現金と、不動産と株とか色々あわせたらいくら…………個人資産はいくらあるの?」
香織が思わず聞いてしまった。
そして、太郎はこう言った。
「俺の資産?・・・・うーん、正確にはわらんねぇけど、1000億くらい?」
みんな、唖然である。
いくら、親が世界有数の大企業の息子だからっと言って、異常である。
「え?香織くらはそれぐらいあるでしょう?」
あ、ダメだこいつ。金銭感覚が狂ってた。
「え、じゃあ香織はどつなの?」
「わ、私?私は・・・・・・」
さぁ、婚約者の香織は一体個人資産はいくらあるのか?
次の回に期待ましょう。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
相変わらず、誤字脱字が多くてすみません。
あと、短くてすみません。




