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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第2章 異世界への旅立ち
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第43話 生存者

いつも読んで頂きありがとうごさいます。


今日はいつもの倍を投稿しました。


忙しい時、体調が凄く悪い時は投稿できないかもしれませんが、それ以外は毎日投稿しますので、読んで下さい。


一応誤字脱字の確認はしてますが、ありましたらスルーでお読み下さい。

僕達はタンドリアの街の中に入っていった。


「ひどいわね。焼けた家もあるし、まだくすぶってるみたい。」


「これ、やっぱりなぞの軍隊のしわざなのだろうか?でも、生きた人がいないのは分かるけど、死体が全然見当たらないのは、とうしてだろう?」


リーン「不思議ですね。あと、魔法を使った形跡もありません。」


「えっ?リーンは魔法を使えるの?」


リーン「はい。魔道具があれば、火の魔法と、風の魔法が少し。」


「へぇ~、魔法が使えるんだ。見て見たいなぁ~。って魔道具ってなに?」


「椿君、今はそれどころじゃあないでしょう?今は少しでも原因を探しましょう。」


「はい。了解です。」


「リーン、あとで魔法を少しみせてね。」


リーン「はい。魔道具があればいくらでもお見せします。」


「椿君!」


「はい、何でもありません。」


僕達はふたてに別れて探索をした。

僕はニーナと。


先生はリーンとマリーとシーバで。

実はリーンの他にシーバとマリーも魔法を使えるそうだ。

ニーナは只今鍛練中だそうだ。


ニーナと二人で雑談しながら街の中を歩いて色々探してみた。


「そう言えばニーナは確か13才だったよね。とても13才には見えないよ。最初に会った時、絶対に僕より年上だと思ったんだ。こんなキレイな人が13才?ってかなり驚いたよ。」


ニーナ「あ、ありがとうごさいます。そんな風に見て頂いて、あのう、凄くうれしいです。私は太郎様の為なら…………」


(うーん、メチャクチャかわいい。)


ガサッ!ガラガラ、ガチャ。ギィー。


(なんだ!地面が盛り上がったぞ。地下室の扉か?)


ニーナ「太郎様。」


(ニーナが震えて僕の後ろに隠れている。)


ギィー!


(人の気配がする。地下室に誰かいたのか?)


ギィー、バタンッ!


「ふぅ、あれ?あのう、あなた方は…………」

「あっ!街が。タンドリアが。何でこんな酷い事に。もしかして、あなた達が……」


「ちょっと待ってくれ。僕達も今さっきタンドリアに着いたばかりなんだよ。僕達もこの光景を見て驚いている所なんだ。ところで君は?」


「本当にあなた達は関係がないの?」


「本当だよ。第一、タンドリアに来たのも初めてだからね。あっ、僕の名前は椿太郎。こっちの女性はニーナ・ローゼン、ローゼン王国の第3王女だよ。あと、四人ほどいるけど、今街の中にいるけど別の場所の様子を見に行ってるから、あとで紹介するね。」


「あ、あ、す、すいません。王女とは知らずご無礼を。私はヒトミと申します。年は16才です。」


「あ~、そんなに緊張しないでいいから。それよりヒトミはそこで1人でいたのか?」


「はい、父に言われて。もうボロボロなんで言っても大丈夫かな。この地下室、実は三重構造になってます。1番下までは誰にも発見する事ができなかったようですね。」


(どうりでレーダーには表示されなかったんだ。)


「ヒトミはなぜそこに父親に入れと言われたか分かるかな?」


ヒトミ「実の所、あんまり分からなくて。ただ父が突然夕方頃帰ってきまして、助けが来るまで地下室に鍵をかけてもぐってなさい。って言われたんですが、外での事が気になり、地下の一層にまで行き、外の様子をこっそり見ようとしました。けど、凄い音に遠くから聞こえる叫び声やうめき声、人が大量に移動する音に変な鉄の音が響いて、大砲でも撃った音が沢山聞こえて、それで怖くなり三層までもぐって震えていました。」


「よく無事だったね。今ケガとかしてない?大丈夫?」

「いってー!、いきなり何するんだよ、ニーナ。」


「すいません。なんか太郎様の顔を見てたらつい。」


(うわーっ!これってじえら?)


「で、でヒトミしかいない訳だね。怖かったよね。お腹すいてないかい?水とかは?」


「あのう、少しお花摘みに行ってきます。」


「花を摘みに…………何で今なの?」


「ヒトミ、まだ1人だと危ないから一緒に行くけど…………」


ニーナ「太郎様、1人で行かしてあげて下さい。女の子なんです。分かりますよね。」


「あっ、はい。分かりました。それで、まだ危険かもしれないのに地下から出てきたのか。」


ニーナ「太郎様。」


「はい。ごめんなさい。」


ニーナ「そうやって、素直に謝る太郎様は素敵です。」


「えっ?そ、そうかなあ~。」


「はい、そこで鼻の下伸ばしてるスケベ椿君。二人で何イチャついてくれてるのかな?これはデートじゃあありませんからね。そこはわかってますか?どスケベ椿君。」


(うわーっ!すんごい言われよう。怖すぎる。)


「せ、先生、べつに遊んでいた訳じゃありません。生存者を発見しました。」


「本当?こっちは生きてる人どころか、死体も全然見つからないわ。椿君、よく見つけたわね。で、その生存者はどこにいるのかしら?」


「えーっと、今お花摘みに行っています。」


(先生らマリー、リーン、シーバの三人の目が怖い。僕はなにもしていないのに!)









短い文章ですが、お読みくださりありがとうごさいます。


感想などありましたらよろしくお願いいたします。


ブックマークつけて頂いた方々、ありがとうごさいます。おもしろく、先の展開が読めない物語を頑張って作っていかます。誤字脱字も減らすようがんばります。

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