番外編 日本に帰ってから………………17
首相が話した内容はとても信じらる事ではなかった。
首相は、まず高校生の集団失踪事件の話しから始まり、その失踪した高校生達が見つかった事。そして、その失踪した高校生達は、なん異世界に勇者候補として召還されていたこと。しかし、それは口実で勇者とは名ばかりの他国との戦争の道具であった事。そして召還された生徒達はこの世界ではありえない能力を身に付けてまたこの日本に帰ってきたこと。
しかし、なぜかその行方不明になっていた生徒達がすぐに日本に帰ってきたいた事。
まるで、つい先日に集団失踪した生徒達と入れ替わるように帰ってきた事。
そして、行方不明になっていた生徒達が身に付けた能力は、この世界には無い魔法を使える事。
「今話した内容は、実は一緒に行方不明になっていた娘から聞いた話だ。だからと言って、全てを信じる事はできないが、実際に目の前で魔法を使われると、この話は真実だとしか思えない。」
「私も法務大臣と一緒に首相とその魔法を見せてもらいました。」
「それは、手品がトリックや今流行りのCGなどでは…………」
「今日はここにいるみんなにに、魔法を見て感じてもらう。今日は私の娘を連れてきた。それを見て、感じてからこの話の続きをしたいと思う。」
ざわっ。
魔法………この世界には存在しない力。
もし、この話が本当でなら、魔法の力や内容によっては、日本はかなりの秘密戦略になるのでは?
みんな、だいだい同じ考えをしていた。
「では、今から娘を紹介する。」
隣の部屋の扉が開かれ、一人の若い女性が入ってきた。
「娘を紹介する。」
そこに立っていたのは、なんと太郎達のクラスの担任の先生だった。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
今回は特に短くてすいません。




