表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
最終章 そして…………
423/538

番外編 日本に帰ってから………13




教室に急いで全員と向かった。


ガラガラ。


太郎「みんな、大丈夫か!」


香織「なんとか、終わったよ。」


マナ「オヤジ臭い警官を運ぶのが辛かった。」


太郎「あっははは。それは悪かったよ。」


マミ「寝てる大人を運ぶのが重くてイヤにすぐにイヤになったから、魔法で運んだよ。」


マナ「太郎、どんなバツゲームだよ。1人あそこが…………むぐむぐ。」


香織が慌てるマナの口を押さえた。


香織「と、とにかくこれで準備オッケーだから、早くみんな席につこう。」


太郎「先生、じゃあ、いつも通りに出欠してください。後は香織が魔法をとくので。香織、一応確認だが、みんなの記憶はけしたよな?」


香織「うん、警察官に刑事に、先生や、教頭、校長に関係ないクラスメイトに、学校の生徒や先生、あと、この事件の報告を受けていた人全員の記憶を消したよ。」


太郎「さすが香織だ。報告先の人達まで忘れてたよ。」


香織「えへへへへ。スゴいでしょう?」


太郎「あぁ、あとで何かご褒美をあげないとな。今日のMVPは香織だな。」


香織「えへへへへ。」


マナ「太郎、私もがんばったよ。」


マミ「あ~、ずるい!太郎、私も私も!」


太郎「わかったよ。」


立花「椿、始めないか?」


太郎「すまん、先生、香織お願いします。」


『はいっ!』


香織が学校全体と警察官や刑事などの魔法をといた。すると、


「あれ、ねちゃったのか?」


先生「それでは、出欠をとります。」


先生が昔よりハキハキとしながら出欠をとりはじめた。


「なぁ、先生ってあんなに明るい人だったっけ?」


「バカいえ、明るいどころか、メチャクチャかわいく見えないか?」


「本当だ。何かいいことでもあったのかな?」


「いや、あれは彼氏ができたんじゃなぇか?」


『うそっ!マジでっ!』


何人かのクラスメイトを達が声をあげた。


先生「はい、そこの三人、静かにしなさい。今はホームルームの時間ですよ。」


「うわっ、マジで雰囲気からしゃべり方まで今までと全然違う!」


「先生って、あんなにかわいかったんだな。」


「違うよ!美人だよ!」


事情をしらないクラスメイトをは突然変わった先生の話に夢中だ。


今日はこのまま授業が問題なく進み、放課後になった。


とりあえず、召還されたクラスメイトと先生は一度自宅に帰り、夜の11時にまた俺のマンションに集合することになった。


香織にはユーナが突然こちらの世界に来ていて、今は俺のマンションにいる事を伝えた。なぜなら、ユーナの服装に問題がある為、香織に下着や服の調達をお願いしたからだ。


香織「わかったわ。ユーナ様の為だから。」


そう言って、香織は迎えの車に乗って帰っていった。


俺は親の教育で、学校に徒歩で通うように指導されている。

ちなみに、学校から家まで、15キロもある。トホホ。



やっと家に着いた。


門の前で呼び鈴を鳴らす。

自宅に入るのにいちいち呼び鈴をならすとか、どんな家だよ。毎回ムカつく!


『はい、どちら様ですか?』


防犯カメラがあちこちについた屋敷に、ましてや呼び鈴にカメラまでついているのにこの対応にもいい加減イヤになってきた。


アッチの世界に行って、魔物や人間など(盗賊とか山賊とか悪者限定。普通の人は殺さないし、逆に助ける。)を殺す事に何も感じなくなったからか、随分と沸点が低くなったような気がする。

でも、こちらの世界で殺しは勿論、傷害でも罪になるからやらないけど、俺の大切な人や物に何かあったら……………しないよ!多分…………


太郎「ただいまかえりました。太郎です。」


普通、こんな事を言ってからさらに許可をもらうまで家に入れないなんて、世界を探してもそんなにないと思う。


「はい、少々お待ち下さい。IDカードを差し込んでから、カメラを片目で覗いて下さい。」


俺は、カバンからIDカードを出し、呼び鈴の横にあるカード差し込み口にカードを差して、カメラを覗いた。


どこの秘密組織だよ!


目に左横から右に流れた。


ピン!


「はい、終わりました。太郎様。残念ですが、屋敷にお入れすることができません。」


はぁ?

頭が一瞬ブラックアウトする。


はっ!

意識がハッキリして慌て呼び鈴に話かける。


太郎「ちょっと待て!どう言う事だ。」


「申し訳ございません。これ以上はお話することができません。では、失礼します。」


太郎「おいっ!ちょっと待て!一体なんなんだ!とりあえず家に入れろ!」


呼び鈴に何でも話かけても、一向に答えはこなかった。すると。


警備員「すみません、あまりここで騒がないで下さい。」


太郎「ちょっと待てくれ、俺はこの家の息子だぞ。」


警備員「そう言われましても、私達はあなたをここから排除するように命じられてますねで。」


警備員2「差。大人しくここから去ってくれ。」


太郎「おやじに、お袋にあわせてくれ!そうしたらわかるから!」


警備員「あんまり我が儘言うと警察につきだすよ?」


警備員2「これ以上騒ぎ立てるなら、本当に警察を呼ぶよ?」


太郎「くっ、殺せ…………じゃなかった。わかった。もう騒がないし、ここからも去るからそれでいいだろ。」


警備員2「聞き分けがいい子でたすかるよ。じゃあ、大人しくここから離れてくれ。」


警備員「さっさと行けっ!」


太郎「わかったよ!……………ったく、一体なんなんだ。とりあえずユーナが待ってるマンションに行くしかないか。」


その時は、まだ自分保有のセーフハウス(マンション)がまだ5ヵ所ほどあるし、現金もそれなりに(庶民からしたら莫大なお金はですが?)あるから当分は(庶民にしたら、一生遊んでくらせますが?)大丈夫だろう。…………と思っていた。


マンション前につくと、なぜか先生やクラスメイトを達が集まっていた。


太郎「あれ、集合時間は確か11時じゃなかったっけ?」


香織「太郎、それどろじゃないの!」


なぜか、みんな暗い顔をしていた。


あ、これは俺と同じ状況かな?


先に答えを言わないで下さい。


香織「あのね、実は…………」


太郎「本人と認識されなかった、とか?」



はぁ……………………。

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。


昨日は読んでもらえる方が多くてビックリしました。


あまりTwitterとかで宣伝はしないのですが、30万PVを越えたお礼を兼ねてTwitterに載せたのが原因でしょうか。


本当にありがとうございました。凄く嬉しかったです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
https://yomou.syosetu.com/
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ