番外編 日本に帰ってから………12
えー、なんて説明すればいいのでしょうか?
今、太郎と先生が職員室でとんでもない人があらわれました。
何もこんな大変な時にあらわれることもないと思いますが…………
先生「太郎君、どうしましょう?」
太郎「何でこんな忙しい時に来るんだ!」
太郎は少し語気を強めて話す。
「ふふふふふふふっ、逃がすと思ったか!」
どうやら三人は知り合いのようですね。
太郎「くそっ!この忙しい時に……………とりあえず出直してこい!今は大変なんだよ!」
「どうして私だけ仲間外れにするかな?ふふふふふふふ。」
太郎「その、『ふふふふふふふ。』っての気持ち悪いからやめてくれ!」
「じゃあ、私も仲間にいれて?」
太郎「今はダメだ。後にしてくれ!」
「そんな事言える立場なのかな。今あちこちに魔法がかけられてるみたいだけど、全部無効にしてもいいんだよ?」
先生「そ、それは………」
太郎「ムカつく奴だな。今そんな事したら、もう一生口も聞かないし、会ったりもしないからな。それでもいいならさっさとやれよ。」
先生「太郎君、それはちょっと言い過ぎじゃない?」
太郎「先生、いいんですよ。奴には少し強く言わないと、今この状態を維持できませんから。」
相手がなぜき大きな粒の涙をポロポロと流しはじめた。
「な。なんで、なんでそんな酷い事を言うの。私はただ太郎に会いに………うわっっっっ。」
泣き出してしまった。
先生、こいつが泣かせました。って言われますよ。
先生「太郎君、どうするの?」
太郎はイライラしながら決断した。
太郎「うわーっ!わかったよ、わかったから泣くな!」
「うわっっっっっっ!あっっっっっっ!」
ポロポロと涙を流しながら大泣きかしている。
太郎は仕方がない。って感じで泣いている彼女の所に行く。
太郎「ったく、ちゃんとおじいちゃんの許可をもらってきたんだよな?」
「う。うん?うわっっっっ!もらっでぎたよ。」
太郎「わかった、わかったからもう泣くな。今ちょっと忙しいから、俺のマンションで待っててくれるか?」
「まだわだしをながまはずれにずるんだぁー!」
太郎「違うから。今時間がないから後でちゃんと説明するから、大人しくマンションで待っててれ。ユーナなら場所はわかるよな。」
ぐすん、ぐすん。と泣き止んだ彼女は駄女神のユーナだった。
ユーナ「じゃあ、後でちゃんと話をしてね。」
太郎「ちゃんと話をするよ。あと、マンションの冷蔵庫にアイスとかプリンとか色々入ってるから、それを食べて大人しく待っててくれ。」
ユーナ「うん、わかった。じゃあ、後でね。」
太郎「みんなに見つからないようにな。」
ユーナ「うん、わかった。」
ユーナは姿を消して太郎のマンションに向かった。
先生「ビックリしたわ?いきなり眩しい光の中からユーナ様が出てきて。」
太郎「ユーナには何も言わずに帰ってきちゃったからな。おじいちゃんに内緒で、こっちの世界に来てなければいいんだけど。……………それより先生、早く教室に行こう。」
先生「ちょ、ちょっと待ってて。…………これでいいかな。じゃあ、行きましょう。」
いきなりユーナ様な登場で予定が狂う所でしたが、太郎がなんとか宥めて、マンションで大人しく待つことに。
教室に向かう太郎と先生。
この入れ替わり作戦は上手くいくねか?
後は、睡眠魔法をといて、いつも通りの日常をしれば、大丈夫なはず。
余計なトラブルがなければ…………
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
お陰さまで、30万PVを突破しました。
素人で、文才がなくただ好きなように書いていたら、こんなに沢山の人の目に止まって読んでもらえるなんて(チラ見の人もありがとうございます。)思いもしませんでした。
本編が終わり、今は番外編を書いていますがどうか最後までお付き合いして頂ければ………いや、読んで頂ければ幸せです。
本当にありがとうございます。
何を言ってるのか、チグハグですみません。
それから、みなさんの誤字スルースキルも助かります。
誤字脱字ばかりで本当にすみません。




