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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
最終章 そして…………
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番外編 日本に帰ってから………8




で、今俺達は校舎に侵入して自分達の教室の廊下にきている。


教室の前の入口と後ろの入口の引戸のガラスの所から教室の中を覗いていた。


先生は、さっき過去の自分が教室に入って行くのを見ていたら、気分が悪くなり廊下で寝かせていた。


教室内では、やはり過去の自分がいる事に少なからずショックを受けている奴もいる。


今、先生が出欠の確認が終わった所だ。


太郎「いよいよか。」


香織「太郎、見て。床が…………」


いきなり床に所謂魔方陣と言われるものが浮かび上がり、教室全体に眩しい光が放たれた。


太郎「うっ、2回目でも眩しい。」


俺達は魔方陣が浮かび上がった時点で、光で眩しくなるのをわかっていたから、あらかじめ目を瞑っていた。

なのに、なぜかやはり眩し過ぎて、顔を背けた。


やがて光がゆっくりと消え、教室内に当時召還された俺達が居なくなっていた。


太郎「やっぱりか。」


教室内に残っていたクラスメイトは、何があったのか理解できず、ただただボー然としていた。


太郎「みんな、とりあえず学校の外に行くぞ!」


マミ「えっ?なんで。」


俺は先生を背中に背負いながら………


太郎「話は後だ。いいからみんな外に行くぞ。」


香織「うん、わかった。」


香織の返事を聞いたみんなは、学校から逃げるように走りだりた。


香織「それで、何処に行くの?」


太郎「また、俺のマンションに戻ってこれからの事を話すが、あまり時間が無いから急いでくれ。」


みんなは、姿を消したままなので、能力を使いながら走ったり飛んだりしてマンションを目指した。


太郎「ふぅー、みんなはいるか?」


香織「うん、大丈夫みたい。」


太郎「じゃあ、また俺の部屋に行くぞ。」


学校からマンションまで普通なら30分はかかる距離を、俺達は能力や魔法を使いながら、1分とかからなかった。


チートだ。


みんなは、太郎の部屋に入り、リビングでそれぞれくつろいでいた。それから今だに姿は消したままだ。


太郎「みんなに話がある。さっき見た通り、やはり俺達は過去にきていたわけだが…………このままだとニュースになるどころの話じゃなくなる。」


みんなは黙って俺の話を聞いていた。


太郎「そこで、前にも言った通り、召還されていなくなった俺達(・・)の代わりに俺達がなりすます。だから、このあといそいで自宅に帰り、制服に着替えてからまた学校の正門に集合して欲しい。早ければ早い程、騒ぎが大きくなる事がなくなる。とりあえず、姿を消している魔法はまだまだ持つから、そのまま家に入るのは簡単なはずだ。」


みんなは頷いて、立ち上がった。


先生はソファーでまだ横になっていた。


香織「じゃあ、太郎あとでね。」


太郎「誰にもみつかるなよ。俺は先生を連れて行くから。」


マナ「太郎、先生にエッチな事するのは禁止!」


太郎「ばか言ってないで早く行ってこい。」



太郎はそんなつもりは全然無かったのに、マナのせいで意識してしまった。


今なら……………なんて考えがよぎる太郎。


太郎「っな訳無いだろ!」


はい、そうですね。すみません。


消える話ばかりしていたので、そのまま消えない事を願います。


太郎「何の話だよ!」


いえ、こちらの話です。





最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。


えー、なぜか同じ話を2回も書いて載せてます。

前回書いた話は(同じ8話)どこにいってしまったのか?

(;´Д⊂)

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