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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
最終章 そして…………
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番外編 日本に帰ってから………3




あれから、太郎の案内でとある場所に来ていた。


途中、人に出会う事なく、特に警察関係に会わなかった事が幸運だった。


太郎「誰にも……まぁ、正確には知り合いや警察などに見つかる事が無くてよかった。」


香織「ねぇ、太郎。ついてきたのはいいけど、ここは?」


今、太郎達がいる場所はある高層マンションの前にいた。


先生「太郎君、もしかしたら………」


太郎「とりあえず中に入ってから話をしましょう。」


太郎はそう言いながら、マンションのエントランスに向かって歩きだした。


そのあとを慌てみんながついていく。


入り口の自動ドアが開き、太郎はそのままもう1つある自動ドアにの横に設置されていインターフォン兼カギの所で暗証番号を打ち込んだ。

すると、もう1つの自動ドアが開く。

その様子をみんながポカーンと見ていると、


太郎「みんな、早く中にはいってくれ!」


太郎に絆され、みんなは慌てマンションの中に入っていった。


マンションの中はさながら高級ホテルのようになっており、待合室、フィットネスクラブ、プール、喫茶店(夜中なので営業はしていない。)、そして受付カウンターまであった。


天井はかなり上まで吹き抜けになっており、みんなは久々の文明の明るさや物でキラキラした目で見ていた。

しかし、四人程太郎の事をいつまでもジーーーーッと見ていた。


香織「ねぇ、太郎……」


太郎「とにかく中に入ってからにしよう。みんな、こっちだから。」


太郎は受付カウンターの横を通り、エレベーター前に。


立花「高級マンションはわかるが、エレベーターが4基って………」


まぁ、委員長の言いたい事もわかるが………


太郎「ギリギリみんなで乗れるかな?」


太郎はエレベーターの許容量を考えていた。


チンッ。


エレベーターの扉が開いた。中には誰も乗っていなかった。


太郎「さぁ、早くみんな乗って!」


みんなは慌てエレベーターに乗り込んだ。かなりギリギリか?


太郎は扉を閉めて、何やら各階のボタンを暗証番号のように押していた。そして最後に一番上の階層のボタンを押していた。

これを香織と先生はずーーーっと見ていた。当然、太郎はその事は知っていたが、別にこの二人になら知られても構わないようなそぶりだった。


エレベーターが凄い勢いで昇っていく。

普通のエレベーターが昇っていく感覚に慣れている人は、ちょっとビックリするはずだ。


スカイツリーや東京タワーなどに設置されている高速エレベーターには劣るが、それでもかなりのスピードを感じるはずだ。当然耳鳴りやなどを感じる。


チンッ。


どうやら目的の階に着いたようだ。

しかし、その階は、45階だった。


(((((え?何このマンション?)))))


みんなが内心思った事は、高さや豪華さではなく、一番上の階に着いた時に思った事だ。


太郎「はい、みんな急いで降りて!」


みんなは慌てエレベーターから降りた。降りたはいいがここは……………?


香織「太郎、まさか………。」


太郎「みんな、そこで靴ぬいでね。スリッパはそこにあるから。足りなかったら下駄箱にあるから。」


エレベーターから降りてすぐ玄関の中!!


先生「太郎君………」


太郎「先生、話は中に入って落ち着いてからにしましょう。」


みんなはごそごそと靴を脱いでスリッパに履き替えて中に入ろうとした瞬間。


太郎「あ、女子はこっちね。ややろーはあっちのリビングに行って待ってて。」


((((((?????))))))


みんなは何がなんだかわからず、とりあえず太郎の言われた通りにする。


太郎「女子はこっちに来て。」


太郎に案内された女子達は案内された場所に驚いた!


香織「太郎……」


香織が半ば呆れたように呟いた。


太郎「そこそこ広いから、みんなで入れるはずだから、先にお風呂に入るかシャワーでサッパリしてきなよ。バスタオルやタオルなんかは、その棚にいっぱい入ってるから自由に使っていいよ。それから、着替えがないから、お風呂に入っている間にそこの洗濯乾燥機で洗えばすぐだから。洗剤や柔軟剤やネットも、下の棚にいくらでもあるから、それを使って。」


先生「太郎君。」


太郎「なんですか?」


先生「お風呂先にいただきます。」


先生は咄嗟に出たセリフに女子一堂(えっ?)って言う顔をしたが、香織が、


香織「太郎、じゃあサッパリしてくるね。…………あ、でも、男子達がお風呂を覗かないように見張っていてね。」


太郎「わかってるよ。じゃあ、ごゆっくり。」


太郎はお風呂場の扉を閉めていった。

香織は一応、扉のカギを閉めて、


香織「みんな、せっかくだからお風呂に入ろう?」


その後、女子達は「きゃっ、きゃっ」言いながら、洗濯やお風呂にシャワーを楽しんでいた。


一方男子達は………みんなしてリビングから外につながるベランダに出て、夜景を見ていた。


最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。


おかしい事に、その3がなぜかその2になって同じ物が2つも掲載されていました。

今回は、前回書いたはずの話を半分くらい直して書いた物を載せました。


一体、前回の幻のその3はどこに行ったのか?

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