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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
最終章 そして…………
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第412話 最終回




香織「太郎……………」


太郎「香織。」


久しぶり、本当に久しぶり会う事ができた二人。

自然と抱き締め会った。


太郎「さぁ、みんなで日本に帰ろうか。」


香織「うん。」


先生「太郎君、お帰りなさい。」


太郎「先生…………ただいま。」


涙ぐむ先生。


太郎「マリー、リーン、ニーナ、ヒトミ。ただいま。」


「「「「太郎様。」」」」


マミ「太郎、これで本当に日本に帰れるの?本当に。」


太郎「あぁ、」


マナ「太郎。日本に帰ったら……………。」


太郎「わかってる。でもちょっと待ってて。マリー、リーン、ニーナ、ヒトミ、みんなはどうする?一緒に日本に…………俺のいた国に来るかい?」


リーン「太郎様、私はいつも一緒にいたい。」


マリー「そうですね。私もリーン様と同じ気持ちです。」


ニーナ「私は太郎様のが住んでいた国に一緒に行きたい。」


ヒトミ「私は…………おじいちゃんが住んでいた国に………太郎様がいる国に一緒に行きます。」


香織「お兄ちゃん達はどうするの?」


勇者「それは…………」


アン「私は勇者と何処までも一緒にいるよ。」


勇者「なら、一緒について来てくれるか?」


アン「勇者の国に連れて行ってくれ。」


勇者「アン…………一緒に行こう。」


香織「この世界から勇者と英雄がいなくなって大変だね。」


勇者「そうだな。」


アン「確かかに。」


太郎「わかった。じゃあみんで日本に帰ろう!」


沸き上がる歓喜。


神様「太郎、帰り方はわかるか?」


太郎「うん、大丈夫。」


神様「カギに自分が帰りたい所をしっかりとイメージするのじゃ。」


太郎「うん。………………あ、」


太郎様の前に突然扉が出現し、開き出した。

そこは、とある学校の校庭で時間的には夜中だった。


太郎「学校だ。」


香織「校庭だね。しかも少し蒸し暑い。」



神様「さぁ、みんな早く向こうの世界に帰るのじゃ。」


香織「あれ?おじいちゃんは?」


神様「儂は一緒には行けないいから、早くみんなで日本に帰るのじゃ。」


太郎「そうだね。神様は神様だからムリなんだね。」


神様「そう言う事じゃ。なに、儂はいつでもみんなを見ているから気にするな。」


勇者「おじいちゃん。ありがとう。」


勇者はボロ泣き。それを見た香織もつられてボロ泣き。さらにそれを見て太郎様もボロ泣きしていた。


神様「ほれ、みんなはさっさと向こうに行ってしまったぞ。」


太郎「おじいちゃん、今までありがとう。でもまた俺は会えるよね?」


神様「太郎、しっかりがんばってからこちらにくるんじゃぞ。」


太郎「わかった。」


香織「おじいちゃん、クスン、本当にありがとう。」


神様「あぁ、香織も太郎と幸せに暮らすんじゃぞ。」


香織「うん。」


太郎「さぁ、日本に………帰ろう。」


最後に太郎様が扉をくぐり、神様に手を振って扉を閉めた。



神様「ふぅ、やっと終わったのぅ。ユーナでも迎えに行くとするか。」


神様はユーナがいる天界に戻っていった。


太郎「本当に帰って来たんだ。」


香織「懐かしい匂い。」



結局、クラスメイトの何人かは残念な事に帰ってくる事は出来なかったが、太郎様達は今異世界から帰ってこられた嬉しさでなんとも言えない気持ちで一杯だった。


異世界に強制的に連れてこられ、今まで平和な日本で暮らす高校生が、生き残る為に魔物や人を殺し、戦争まで経験した事。

そして太郎自信、今は亞神となり、将来は神様になる事になっている。


太郎「今はそんな事より早く家に帰ってまともな食事をして風呂に入ってゆっくりと寝たいよ。」


香織「そうよね。」


太郎様、日本に帰れて良かったですね。




最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。


一応、今回で最終回になります。(番外編として後日談があるかも?)

1年と2ヶ月間、拙い文章でお付き合いくださりありがとうございました。




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