第41話 そろそろタンドリアに行こう!
今日は複数話の投稿になりました。
忙しいと思いますが、いつも読んで頂きありがとうごさいます。
えー、誤字脱字が多いと指摘を受けました。読みにくくて申し訳ありません。なるべく減らすために努力します。
(勇者の名前が三ヶ日勇者?はぁ?)
驚きのあまり先生も絶句していた。
(ハッ!そうだ。マリーはなぜ僕が日本人ってわかったんだ?)
「マリー、ごめん。突然の事でビックリしたよ。これまた凄い情報だな。あっ、それとマリーはどうして僕が日本人だとわかったんだい?」
マリー「はい、勇者様が言ってました。黒髪に黒い瞳は日本人の可能性が高いと。あと、この世界でそのような方は日本人しかいないそうです。本当かどうかは私にはわかりませんが、太郎さんは勇者様に何処と無く似ていましたので。」
「なるほど。僕とイケメン勇者は似ているのか。」
バシッ!
「こらこら、そこまで言ってないでしょう。何都合よく解釈してるの?」
「いてぇ~、先生体罰は不味いですよ。教育委員会に言いますからね。」
「あのね椿君、こんな剣と魔法(本当の魔法はないけど。)が飛び交う異世界での話を誰が信じるの?」
「うっ、言われてみれば確かに。」
「で、マリーは他に勇者から何も聞いていない?」
マリー「はい、それだけです。…………あっ、あと、一つありました。」
「「それはなにっ?」」
(また先生とハモったよ。いやじゃないけど。)
「えっとですね。これもたいした事ではありません。秘密でもなんでも無いそうなので。」
「「どんな事?」」
(また…………)
マリー「私は知らなかったのですが、勇者様と英雄様はお友達なんだそうです。」
「「えっ?」」
(………………。)
「それはおかしい。だって英雄のアンは勇者と婚約してから全然結婚しないうえに、突然別れて、セリーヌ王国の国王が激怒して、王女のアン・セリーヌを勘当して、勇者と逃げた挙げ句、ギュエル王国とアイリス王国を二人で滅ぼしたはずじゃあなかったっけ?」
「私もそう聞いたわ。でもそうなると、勇者と英雄はリーンとシーバの国を滅ぼした事になるけど…………マリーの話とまったく逆ね。」
シーバ「あのう、勇者と英雄は一人ずつなんですか?」
「そうだよ。勇者が男で英雄が女性の二人だけど、シーバどうしてだい?」
シーバ「いえ、私の国が滅ぼされた時は、とてもそんな感じではありませんでした。」
リーン「私も同じ感想です。敵の人数は多いですし、なにか魔法とは違った攻撃を遠くからしてきました。あと、なんか鉄でできたような馬車に大砲をつけた物がかなりありました。それも馬無しで動いていました。兵士達は黒く長い魔法の杖を使って攻撃をしてきました。」
「リーン、その話はあとでタンドリアについてから聞かせてもらえるかな。」
リーン「はい。わかりました。」
「ちょ、ちょっと、椿君。何でいい所で話を終わらせるの?まるでドラマがいい所で終わって、早く次の週にならない…………」
「ハイハイ、わかりましたから。でもいい加減にタンドリアに行かないと、夜遅くなって、宿とかに泊まれない可能性も。しかも、もし壁があり門が閉まっていたら中に朝まで入れなくなりますよ。」
「ぶぅー。」
「じゃあ、交代で馬車の操作お願いできるかな?あと、僕にも馬車の操作の仕方みんなで教えて欲しいんだけど、ダメかな?」
「「「「よろこんで、手取り足取り腰取りがんばります。」」」」
(腰取り?がんばる?う~ん、なんかいやらしい言葉だ。)
「椿君、馬車なら私が…………」
「いえ、大丈夫です。みんな現役の子達に教えてもらいますから。」
「ぐはっ!」バタンッ!と音がしたが気にしない。身体強化で大丈夫でしょう。
(でも、せっかく剣と魔法が飛び交う異世界に来たのに、魔法だけは使えないって、これゲームで魔法縛りでクリアは絶対ムリだな。…………って事は、これってムリゲーなんじゃないか?)
あらあら、太郎はそんな事を思いながら、太郎と先生、それに仮奴隷の四人は穏やかな日差しを浴びながら(先生は気絶中)タンドリアまで楽しく、そして少しのボディタッチで馬車の操作を教えてもらいながら進むのでした。
前書きでも書きましたが、誤字脱字やセリフの追加、変更などを確実にするために、1日あたりの投稿を減らすとか言う事はしたくありません。
ので、少しくらいはスルーしていただければ嬉しいです。見つけしだい、駆除します。




