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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第7章 新たなる出会い、そして別れ……
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第406話 再会




太郎様は一人、王城に向かった。


しばらくしてお城の入り口たどり着くと、そこにはハデに壊された門が……………


太郎「みんないるみたいだな。……………しかし、ハデに壊したもんだ。誰だよ?」


マナです。


太郎「まぁ、多分マナあたりじゃないか。」


ピポンピポン!

さすが幼馴染み。


壊された門を抜け、お城に入っていく。


太郎「この城に入るのは何年振りか?」


太郎様は何がブツブツと言いながら、最初に召還された大広間に向かって歩いていく。


太郎「クソッ!あのクソビッチ王女。段々とムカついてきたぜ。」


大広間に到着した太郎様思わず…………


太郎「あっ。」


マナ「あ。」


マミ「た、太郎……………」


立花「つ、椿生きていたんだな。ぐっ。」


立花は太郎の幼馴染みだが、それだけの関係で、香織、マミ、マナのように特別親しい訳ではないんだが……………なぜか、感極まって泣き出した。


しかし、太郎様はそんな事より今マナの目の前でM字にされて縛られている裸の王様ならぬ、裸の王女がそこに転がっていた。


太郎「はぁ、俺がやろうとしてた事をマナが代わりにやったわけだ。」


マナ「うん。太郎の事ならなんでもわかる。このビッチには私達もムカついていたし。」


マミ「たろう~!」


マミが泣きながら走りだし、太郎に頭から抱きついた。


太郎「がはっ!」


マミ「太郎、太郎、太郎!」


マナ「マミ、太郎がかわいそうだよ。」


太郎「がっ、ま、マジか。肋骨何本か折れたぞ。ぐっ…………ヒール!………………………ふぅ。」


マミ「太郎、太郎、太郎、太郎に会いたかったよ。」


太郎「そうか。じゃあ会えてよかったな。」


床に倒れこんで、マミがお腹に頭を埋めながら泣いていた。

すると、なんの気配もなく、いきなり太郎様の頭を抱き締める人物が………。


マナ「太郎、会いたかったよ。太郎。」


太郎(いや~、マナさん、知らない間に随分と成長しましたね。…………はぁ、極楽、極楽!)


三人は再開した喜びを満喫していた。……………おもに、太郎様が。


太郎「で、マナ。あのビッチどうするの?ってか、まだ生きてる?」


マナ「うん、まだ生きてる。あと、処女みたいだから、太郎にあげる。」


太郎様一瞬考える…………いや、ほんの0.01秒だかけ。


太郎「え、いや俺今他の娘の相手が大変だからいらない。」


マナ「じゃあ、熱で熱した鉄の棒でも突っ込む?」


太郎「お前は相変わらず恐ろしい事言うよな。」


マナ「うん、でも太郎には絶対にしない。」


太郎「いや、そこに俺が登場する意味がわからん。…………おい、マミ。もう落ち着いたか。」


マミ「うん。…………ねぇ、太郎。私とマナをお嫁さんにもらって。他に何人でも奥さんや愛人がいてもいいから。」


マナ「太郎、私とマミをもらって。今ならあのクソビッチもついてくるよ。」


太郎「あ、あのクソビッチはイラネ。」


なんとも暫くぶりのハーレムです。


太郎「その話しはみんなが揃ったときな。あと、みんなに知らせたい事がある。」


そう、地球に。日本に…………帰れる。

但し、やらなくてはならない事があるので、全部終わったらの話しになるが……………



神様「太郎、そろそろ行こうか。」


マミ、マナ「おじいちゃん?え?なんで?」


神様(おじいちゃん)が生きていてビックリするマミとマナ。


神様「あい変わらずかわいくて元気な双子達じゃ。」


太郎「え?知らなかった?香織のおじいちゃんは今神様なんだよ?」


マミ、マナ「か、神様?」


さらにビックリするマミとマナ。


太郎「詳しい話しは後で、とりあえずみんなと合流するから。」


そう、太郎はこの後に、やっと香織に会うことが出来る…………はず。


マナ「太郎、このクソビッチはどうする?」


太郎「ちょっと聞きたい事があるから、一応連れていく。そのあとは奴隷で。」


太郎様、かなり悪い顔になってます。


王女は結局、縛られたままで連れていく事になった。


この人達、悪魔だな。


最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。



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