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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第7章 新たなる出会い、そして別れ……
402/538

第404話 ここは?




スゥ。


神様と太郎様が地上に転移してきた。

場所はアーゼスト王国の謁見の場。

しかし、二人はまだ何処に転移したかを把握していなかった。



神様「ん。ここはどこじゃ?」


太郎「えっ?みんなのいる所に来たんだよね。」


神様「ふむ、確かにみんなの気を感じ取って転移したんじゃが…………おかしいのぅ。」


太郎「いやいや、おじいちゃんしっかりしてよ。まだ呆ける歳じゃないでしょう?…………あれ、もう、呆けてもいい歳か。」


神様「太郎、儂は神様じゃから、呆ける事はないぞ。ったく、失礼な奴じゃ。」


太郎「そっか。あはは。おじいちゃんの事、神様だってすっかり忘れていた。」


神様「ったく。…………ん?」


かすかに聞こえてくる音があった。この異世界ではあり得ない音が聞こえてくる。


太郎「おじいちゃん、この音って。」


神様「まさかな。奴等はみんな儂の作った異空間にいるはずじゃが。もしかして。」


ゴゥゥゥゥーーーー。


かすかに聞こえる飛行機の音。


太郎「おじいちゃん、もしかしてまだ敵に生き残りがいるのかな?」


神「ちと待っておれ。」


神様が目を閉じて、全神経を集中する。


神様「こ、これは。」


太郎「何がわかったの?」


神様「イカンっ!太郎!今すぐここ一体に結界を張るのじゃ!」


太郎「ここ一体って………どれぐらい?」


神様「今すぐ外に出て、空から調べるのじゃ!」


太郎「いや、外に出るのはいいけど、ここがどこだかわからないし。」


まだ、二人はここがアーゼスト王国だとはわかっていなかった。

その理由は二つあり、一つ目は、ここがアーゼスト王国の謁見の場が戦闘によりボロボロになっていて、廃墟にしか見えないからだ。

そして、二つ目は今の時間帯が夜中で辺りが真っ暗な事。

二人はある程度の暗闇なら見えるが、流石に昼間みたいにはいかないみたいです。


神様「太郎っ!天井を突き破って外に出るのじゃ!」


太郎「わ、わかった。」


二人は一斉にジャンプして、そのまま天井を突き破ぶり外に出た。

そのまま空を飛び、500メートル上空で止まった。

二人は辺りを見渡し、外が夜でここがアーゼスト王国だと知る。


太郎「っち。胸糞悪い国に来てたんだ。」


神様「不味い!太郎。このまま二人でこの街全体に結界をはるのじゃ!」


太郎「えっ?なんで?」


神様「説明はあとじゃ!早くせんかっ!」


太郎「いや、何でこの国に結界を張る必要が…………マジかよ。」


神様「わかったか?早くするのじゃ!」


太郎「気が進まないが仕方がない。」


ブゥゥゥ。


二人の強力な結界が張られていく。




「こちらワイバーン01。今アーゼスト王国上空に到達。指示を乞う。」


「こちら、本部。アーゼスト王国に攻撃を開始せよ!」


「こちらワイバーン01。攻撃を開始します。」



カチッ。


上空20000メートルから一発のミサイルが放たれた。


「こちらワイバーン01。ミサイルの発射を完了。退避します。」


「こちら本部。了解。そのまま高高度を維持し、被害状況を確認せよ。」


「こちらワイバーン01。高高度維持のまま、被害状況を確認します。」



神様「太郎様、来たようじゃ。」


太郎「生き返ったそうそう、これはないよ。」



悲劇のヒーロー太郎様。


ミサイルは上空1000メートルで爆発した。


太郎「マジかよ。いきなり核ミサイル攻撃を受けるとか…………ウケる。」


神様「そんな冗談が言える場合かっ!」


ピカッ!


ドッッッッッーーーーーン!


核ミサイルが爆発した。


最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。


読みにくいとは思いますが、もし誤字脱字などありましたら、スルーしてお読み下さい。




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https://yomou.syosetu.com/
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