第381話 反撃開始
神様「さて、こやつらがそうか。」
敵の艦隊上空にあらわれた神様。
神様「本来なら許されん事じゃが、今だに黒幕がわからんとは神としては情けない話じゃが、これ以外被害を出す訳にはいかんのでの。お主らにはとりあえず消えてもらう。」
神様が右手を空に掲げた瞬間、敵の艦隊が消滅した。
ほんの一瞬の出来事だった。
神様「では、次に行くとするか。」
神様はすぐに姿を消した。
「艦長!第一艦隊が消滅しました!」
「なに?何かの間違いではないのか!」
「いえ、レーダーから一瞬で消えてしまいました。」
「他の艦隊はどうだ。連絡はとれるか?」
「は、只今第七艦隊から連絡があり、やはり第一艦隊がレーダーから消えたと報告がありました。」
「他の艦隊は?」
「第二、第三、第四艦隊との通信途絶!あ、第五、第六艦隊からも通信が途絶えました。残るは、我が第八艦隊と、第七艦隊だけになりました。」
「原因はわからんのか?」
「第七艦隊からの通信が途絶えました。」
「な、なんだと!」
神様は敵艦隊を次々と消滅させた。
神様「残りはこの艦隊じゃな。」
「観測員からの報告です。上空に人が………人が浮いているそうです。」
「なんだ……………」
次の瞬間に第八艦隊は消滅した。
神様「次は…………地上基地じゃな。」
また、神様は転移していった。
「た、大変です。我が国の第一艦隊から第八艦隊までが消滅しました。」
「各艦隊との通信はどうなっている。」
「はい。最後の通信が第七艦隊と第八艦隊で、次々と艦隊が消滅したとの報告後、それからは連絡がとれません。」
「大至急、偵察隊をだせ!それから、第一種警戒体制に入れ!」
「了解しました!第一種警戒体制に入れ。偵察隊は至急発進。対空、対地上対戦用意!」
神様「ほっほほほ。だいぶ焦っているようじゃが、もう遅いわ。」
神様がまた右手を空に掲げた瞬間、そこにあった地上基地は消滅してしまった。
神様「うむ、まだ他にもあるのか。」
神様は基地がある次の場所に移動をした。
その頃………………
香織「あ~、もういい加減ゴロゴロしてるのにも飽きたわね。」
香織始動か?
ガッン!
強力な結界が張られた牢屋を意図も簡単に破壊する香織。
香織「結界のせいであまりわからなかったけど、何か大変な事になっていそうな気がするわ。」
「と、止まれ!」
「う、動くな!」
「脱獄者だ!気を付けろ!」
香織「あ~、そういうのはもういいから。それじゃあね。」
「き、消えた。」
「どこに行った?」
「ま、まずい。このままでは俺達が処分されるぞ!」
「探せ~!」
「大至急、見つけだすんだ!」
「早くしろ~っ!」
何時までもその場にいる香織ではなかった。
香織「ちょっとムカついたから……………」
超巨大爆裂魔法を敵、浮遊戦艦に放つ香織。
カッ!ドッーーーーーーン!
巨大キノコ雲を発生させて香織はみんなの気配がする方に転移していった。
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