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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第7章 新たなる出会い、そして別れ……
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第379話 次から次へと…………




「敵、古竜離脱します。」


「直ちに、戦闘ヘリの出撃を。本部に連絡!例の古竜を発見。

攻撃するも東南方向に逃走。至急戦闘機を要請。」


「了解しました。こちら、第7支部…………」


「連絡のあった例の古竜達がまかさこんな所まで来ているとは。驚きですね。」


「あぁ。古竜の移動速度には驚いたよ。で、相手に少しは損害を与えられたのか?」


「方向にありました古竜は5頭とも離脱しましたので、なんとも。」


「そうか。…………偶然、哨戒中の兵士達が見つけたからよかったもの、もし逆に我々の位置がバレてしまっていたら、古竜達のブレスで全滅してたな。」


「はい。本当に運が良かったと思います。」


『こちら、迎撃に向かっている第10ヘリ団、古竜達は物凄い速度で離脱していきます。我々では追い付きません。』


「やはりか。……………そうだ、奴等がいた場所を捜索しろ。慌てて脱出したはずだ。何か見つかるかもしれん。」


『離脱!』


「あとは、本部にまかせるか。」


「そうですね。」



偶然にも居所がバレてしまい、無慈悲な砲撃を受け、二人も犠牲者を出した神様御一行は、古代竜達がギリギリまで出せる速度で兎に角逃げた。


神様「まずい。戦力が無いのに次から次へと犠牲者が……………今は敵から逃げるしかあるまい。」


逃げた。それ以外今は手が無かった。


神様(せめて、ユーナさえおれば。)


あの時のユーナの離脱?………いや、家出?………………いや、我が儘によりいなくなってからの不幸の連鎖。まるで、女神の加護を失ったように不幸だけの言葉では足らない程、最悪な状態。

やはり、我が儘でも腐っても女神様なのか?


しかし、不幸な事はまだ続いた。


「お兄様。大変です。謎の敵からの攻撃が先程から突然。」


神様(くっ!どんな感じの敵かわかるか?)


「こちらの司令官の話ですと、おそらく遠距離からのミサイル攻撃ではないかと。こちらのレーダーには敵の反応がないそうです。」


神様(わ、わかった。もう神として自重している訳にもいかんな。妹よ。今すぐ見方の艦隊全体に結界を張るのじゃ。)


「わかりました。」


神様(儂は今からみんなとそちらに向かうから、それまで頼むのじゃ。)


「はい。」


神様「みんな、今から妹が守っている艦隊まで転移するので、しっかりと竜達につかまっておるのじゃ。」


『え?転移?』



次の瞬間、5頭の古代竜と神様達は姿を消した。




最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。


誤字脱字などありましたら、華麗にスルーしてお読み下さい。

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