表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第7章 新たなる出会い、そして別れ……
376/538

第378話 突然の襲撃でまた………




翌朝………………


神様「さて、早速王都に目指して行くかの。」


しかし、敵の攻撃から逃れる為、王都までだいぶ離れてしまっていた。


先生「さぁ、みんな朝食の準備をしましょう。」


『はーい。』


一晩グッスリ眠れた事が良かったのか、疲れも取れ表情も少しだけ明るかった。


神様「しかし、王都まではだいぶ距離が離れてしまったの。ささらに、この後の移動にも気を付けんとな。」


神様がそう呟いた後、何処かで聞いた事のある音が響いてきた。


ヒューーーーン、ドガッーーーーーン!ヒューーーーン、ドガッーーーーーン!ヒュヒュヒューーーーーン、ドガッーーーーーン、ドガッーーーーーン、ドガッーーーーーン!


まさかの敵からの攻撃だった。


神様「みんな!急いで竜達に乗るのじゃ!先生、マリー、ニーナ物理防御結界を!」


『わかりました!』


突然の砲撃により、慌て結界を張る。しかし、少し遅かった。


ヒュヒュヒューーーーーン、ドガッーーーーーン、ドガッーーーーーン、ドガッーーーーーン!


「キャー!」


誰かが砲撃に巻き込まれた。


勇者「アン!」


先生「シーバ!」


アンとシーバが巻き込まれて、数メートル程飛ばされていた。


勇者はすぐにアンの側に駆け寄る。


勇者「あん!大丈夫か、しっかりしろ!今運んでやる………」


勇者はアンを見て絶句した。


勇者「そ、そんな。」


ヒューーーーン、ドガッーーーーーン!ヒューーーーン、ドガッーーーーーン!


際限なく防弾が降り注がれる。


先生「シーバ、しっかりしなさい!」


シーバ「せ、先生。私はもう…………」


先生はシーバの体が血だらけで手足は千切れていた。

しかし、そんなシーバに先生は。


先生「しっかりしなさい!これぐらいの怪我ならまだ助かります。だから………」


シーバ「先生…………あ、りが、と…………」


先生「シーバ!しっかりしろ!私はあなたを見捨てない!必ず助けて見せる!」


神様「いさむ!しっかりしろ!早くここから脱出するのじゃ。」


勇者「え?おじいちゃん。何言ってるんだよ。アンを……アンも連れていかなくちゃ。」


神様「いさむ!しっかりしろ!お前まで死にたいのか!」


勇者「え?だって。アンが………アンが………」


神様「いさむ、許せ。」


神様は勇者にすぐさま睡眠魔法をかけた。黒によって背中に乗せられ、すぐに羽ばたく。


リーン「先生!早く!」


シーバを抱えて走る先生を待つ白とリーン。


次々と古代竜達が飛び立ち、神様やマリー達による結界のお陰で攻撃を防ぎながら、その場を後にした。



神様「くっ!どうして場所が分かったのじゃ。」


先生「リーン、お願い!シーバを、シーバを、助けて!私の治療魔法だと追い付かないの!」


しかし、リーンは首を横にふった。


先生「そ、そんな…………あっはあっは…………シーバっ!し、うわぁぁぁぁぁぁぁぁん!」


先生は自分のを抱きしめ号泣する。近くで見ていたリーンもまた先生の背中に顔を埋め、一緒に泣いていた。


これで、犠牲者は四人になってしまった。

神様の心の中では怒りが込み上げてきていた。


物凄い殺気に、竜やみんなも神様に恐怖した。



最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。


誤字脱字などがありましたら、華麗にスルーしてお読み下さい。


ユーナのわがままで、取り返しがつかない展開になってます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
https://yomou.syosetu.com/
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ