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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第7章 新たなる出会い、そして別れ……
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第375話 不意の襲撃




神様御一行が旅立って今日で2日目、今の所問題なく進んでいます。



神様「なぁ、ロクサーヌよ。お主は今回、人間族と魔族の不戦協定を結びに行くのじゃが、魔族側はこの話に不満を持つ者とかおらぬか?」


ロクサーヌ「神様、そんな回りくどい言い方ではなく、普通に聞いて下さい。」


神様「そうか。じゃあ、もう一度聞くが、この不戦協定に反対する奴等はおらぬのか?」


ロクサーヌ「フッ、そうですね。基本的に神様に下がろう知的生き物はいないと思います…………が、少しばかりバカな奴等は何処の種族でもいます。例えば、人間族なら貴族とか。」


神様「まぁ、確かにな。それでそのバカな奴等は大丈夫かの。」


ロクサーヌ「かなりの少数派なので大丈夫だと思いますが…………」


神様「なんじゃ、その歯切れの悪さは。」


ロクサーヌ「いえ、例の異世界から召喚された敵がいますから、もしその敵と一緒になって反対、もしくは攻撃される可能性があります。」


神様「うむ、あり得ぬ事だとはおもうが………」


その瞬間、先頭を飛んでいた白が何者から攻撃を受ける。


シューーーーーーーッ。ガッーーーーーーァン!


シューーーーーーーッ、ガッーーーーーーァン!


シューーーーーーーッ、ガッーーーーーーァン!

次々と攻撃を受ける古代竜達。


神様「こ、これは!」


神様は隣を飛んでいた銀に攻撃を受けた時、ハッキリとそれを見ていた。


神様「ま、まずい!みんな高度を下げるのじゃ。は、早くっ!」


古代竜達は次々と謎の攻撃を受けながら、何とか高度を下げる。


神様「高度を下げたら、超低空で速度が出るかぎりの速さで飛ぶのじゃ。………あれはまずい。」


神様はさらに指示を出す。


神様「それから、物理崩御結界を張れる者はすぐに各古代竜達に結界を張るのじゃ!」


白には先生が乗っている為、先生が結界を張った。

しかし………………


シューーーーーーーッ、ガッーーーーーーァン!


一度の攻撃で結界が破壊されてしまった。


先生「くっ!ま、まだです。」


先生はさらに結界を張り直す。そして次々と結界を何重にもはっていく。2、3、4、5………しかし。


シューーーーーーーッ、ガッーーーーーーァン!


シュルーーーーーーーッ、ドッオッーーーーン!


今度はさらに強力な攻撃を受けた。

これは各古代竜達にも同時に同じ攻撃を受けた。


先生「か、神様!これはまさか……… ̄」


神様「ミサイル攻撃をされるとはの。」


次々から次々へとミサイル攻撃を受ける古代竜達。………そうミサイル攻撃を受けていた。

古代竜達がどんなに避けても、結界を張っても正確にミサイルが当たっていく。


神様「他の竜達は?」


まさかのまさか。まるっきり見えない場所からの攻撃を受けているので、反撃のしようがない。

このままでは……………


神様「このままでは後ろの黒が……………」


最悪な事に、黒にはこの攻撃に対する相性ががなり悪いメンバーが乗っていた。


勇者、アンそしてノアだった。

勇者やアンは完全に前衛タイプ。ノアは後衛にして弓使いと補助魔法と攻撃魔法が少し。この3人がには、物理防御結界を張る人物がいなかった。

その為、黒はミサイルの攻撃を他の竜達と違い、モロに受けていた。


神様「黒……………」


見るに絶えない状態の黒だった。


片翼はもはや半分しかなく、左足も根こそぎ無くなって、肉体がはみ出でいる。


神様「くっ!あれでよく儂らの速度についてきたものじゃ。………しかし、もう限界じゃろ。早く治療せねば。」


神様「今なら攻撃もやんでいる!一旦地上におりるのじゃ!」


神様の大きな声はみんなに届き、近くに川が流れていた側に着陸した。


しかし、黒だけは…………



ズッターーーーーン。


着陸を無事すませた黒はそのまま倒れた。



最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。


やっと一年間書き終える事ができました。


この、素人が書いたハチャメチャな物語を続けられた事は、ひとえに僕の小説を読んでいてくれている事が続けられた最大の理由だと思います。


基本、僕は熱しやすく冷めやすく、あきっぽいので、まさか一年間も続くとは考えてもみませんでした。


これからも、よろしくお願いします。

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