第372話 女神様を………
神様「司令官、儂は戻る事にするが、くれぐれも戦闘行為は避けてもらいたい。」
司令官「しかし、もし敵がまた現れたら…………」
神様「常に哨戒機を飛ばして警戒する事じゃ。仮に敵を発見した場合は、全力で逃げる事じゃ。」
司令官「いや、もしそれでも見つかって攻撃を受けた時は………」
神様「どうしても。と言う場合は仕方がないかのう。」
司令官「わかりました。では我々今後、神様とどの様な手段で連絡を取ればよろしいのでしょうか。」
神様「あ~、その事か。すっかり忘れておったわ。そうじゃったそうじゃった。ふむ、どうするかのう。」
神様は只今思案中。
神様「……………………」
神様只今思案中。珍しく考え込んでます。
神様「こちらに1人女神を連れてこようかの。…………うん、それがいい。司令官。こちらに1人女神を、まぁ儂の妹じゃが安全と連絡役の為に連れてくるので少し待ってて欲しいのじゃ。」
司令官「妹?女神様ですか。わかりました。」
神様「因みに女神だからといって言って、期待しても無駄じゃからの。気性は激しいし、短気だし…………まぁ、そんな訳でお主らの中にある女神像とはまったく違うから期待しても無理じゃからの。」
あ~。それは私も「女神様」と言われたら、美人で優しそうで………って思います。
司令官「そ、そうなんですか。わかりました。あまり期待しないで待っています。」
司令官。その言い方は少しおかしいと思いますよ?
神様「今から迎えに行くが、その間に360度に哨戒機を飛ばして警戒を怠るではないぞ。」
司令官「了解しました。直ちに飛行準備にかかります。」
神様「ではな。」
神様は司令官達の目の前で「フッ」と消えた。
司令官達は、何度この光景を見ても今だに馴れなかった。
まぁ、普通は人間が(神様ですが。)いきなり消える事は無いですからね。
これで、大軍勢の元と、さらに違う大軍勢を押さえた神様は、ユーナの母………神様の妹を連れに行ったわけですが、この艦隊はどうなるのでしょうか?とツッコミを入れてみました。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
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今日から仕事初めの人は頑張って下さい。




