第365話 強大な戦力
メーリークリスマス。
昨日のイブや今日の日を楽しんでますか?
僕は……………言わないで下さい。
こことある海上に見渡す限りの軍艦が。
海が、海面が見えない程に軍艦が埋め尽くされていた。
海が2で、軍艦が8。その数は1万隻か?
「ふっふふふふ。…………あっはははははははは。」
「ど、どうされましたか?」
「あ、いや。この艦隊の数を見てな。」
「はぁ。」
「司令、第一次攻撃隊が攻撃を始めた。と連絡が入りました。」
司令「よしっ!第二次攻撃隊の発艦を。戦艦クラスは全て先行して艦砲射撃及びミサイル攻撃に備えるように伝達。第一空母艦隊は交代で艦隊を上空援護。第二空母艦隊はさらに第三次攻撃隊の発艦準備、第四空母艦隊は各町や村を攻撃の為の発艦準備を。発艦が終えた空母は随時後方に転回。潜水艦隊は、水中に現れる魔物どもの全滅を。」
「了解!」
「それと、駆逐艦や護衛艦は空母の護衛に回せ。」
「了解しました。」
「ふっふふふふ。あっはははははははは。圧倒的ではないかわが軍は。」
さて、このどこかのバカ総帥みたいな奴がどうやら黒幕のようですね。
しかし、剣と魔法が飛び交い、神様や女神様が存在する世界でこれは……………不粋です。
一方、神様達は………………
勇者「おじいちゃん、敵が………敵の飛行機が来たぜ。」
神様「うむ、わかった。では、セバスチャン、ミリート、マーメイドは直ちに住民を城の地下に非難を指示をして下さい。それから、ケビンとタイは暴動や大きな騒動にならないように、厳しく誘導を手伝って下さい。リュウとケリーとリートは逃げ忘れていない人を探して下さい。よろしく頼むの。」
『わかりました。』
神様「さて、妹とユーナは防御結界を外にいる魔族の範囲までたのむな。」
ユーナ「わかったのじゃ。」
妹「しょうがありませんね。」
先生「私達は………」
神様「リーンが攻撃魔法が使えるから、一緒に来てもらう。あ、先生もな。他は、仮に敵に侵入者やスパイなどがおるかもしれんから、その監視と確保を頼む。」
『はい。』
神様「では城壁まで行くか。」
さぁ、いよいよ異世界で第一次世界大戦が始まりそうです。
神様「やれやれ、あんな古い兵器ごときで儂を何とか出来ると思っておるのかの?」
先生「まぁ、多分神様一人で十分かと思いますが…………」
リーン「私達不要?」
そんな話をしながら城壁に着くと勇者が慌てて神様の所まで走ってきた。
勇者「た、大変だ!」
うん?とみんなが首を傾げると…………
勇者「こ、これを見てくれ。」
勇者が一枚の紙を神様に渡した。
…………………………な、何が書かれてるのでしょうか?
神様「な、何とか言う事を…………」
勇者「おじいちゃん、どうする。」
神様「…………………これは放置できん。儂に任せるのじゃ。」
勇者「え?でもどうやって…………」
シュン。
いきなり神様の姿が消えたのでした。
みんなが「え?」言葉もなくただ呆然としていた。
先生「あ、あれ?神様は?」
リーン「勇者、さっきの紙に何が書いてあったの?」
勇者「そ、それが…………」
『えっーーーーーーーー!』
え?なになに?気になる?
何が書いてあったのですか?
教えて教えて!
次回、神様の行方をお楽しみに。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
すみません。もう少し毎日更新をお待ち下さい。
誤字脱字などありましたら、華麗にスルーしてお読み下さい。




