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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第6章 主人公のいない世界で
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第354話 香織の本当の強さ




天界でユーナがユーナの母親とスッタモンダしている一方で、地上では…………………



先生「そ、その情報は本当なんですか?」


神様「え?何がじゃ?」


ドンガラガラガッシャーーーーーンン!


なぜか、盛大に転けた神様御一行。(神様は除く。)


先生「イタタタ。」


勇者「おじいちゃん、なんだよ、その冗談は。笑えないぜ。

………………けが人まで出てるし。」


そう、この盛大に転けた事で、若干数のけが人が………………


神様「ほれ。」


神様の一言で、この場にいるけが人は、全て全快していた。神様は広範囲回復魔法を使った。

相変わらずの神様パワー。


先生「神様、いい加減にして下さい。さっきの話です。香織さんと一緒敵もこの街を攻めてくるって本当なのですか?」


神様「あ~、その話は本当じゃ。香織は捕まったままじゃが、その時に逃げてくるつもりの用じゃが。」


先生「………………………はぁ、それで、その情報はどこから聞いたのですか?」


神様「いや、敵の大将がそう

言っているのが聞こえたからじゃが、何か変かの?」


いや、色々ツッコミたい所が沢山ありますが……………



先生「……………………神様?」


神様「……………………なにかの?」


先生「神様は今その敵のいる場所がわかるのですか?」


神様「いや、儂は知らんがの?」


先生「では、なぜその敵の話が聞こえるのですか?」


神様「はぁ~、その事か。儂の耳は、ほれ地獄耳だからの。」


神様の耳が地獄耳とか洒落になりませんし、聞いた事ありません。


先生「それは何時でも聞くことができるのですか?」


神様「いや、それはムリかの。」


『はっ?』


先生「いや、地獄耳なんですよね?」


神様「この耳は謂わば香織の耳とリンクしておるのじゃ。だから、その大将が部屋に閉じ込められてる所に来た時に聞いた話なんじゃ。だから、今は何も聞こえんのじゃ。」


先生「神様、香織さんは無事なんですね。」


神様「いや、儂は相手の大将の方が無事でいられるかが心配じゃ。」


『え?』


神様「香織は、……………そうだな。今この世界では無敵じゃな。今はわざと捕まった振りをして情報を集めてるのじゃ。」


『えーーーーーっ?香織さんそんなに強いんだ。』


神様「鷲とユーナと太郎と3人でやっと相手になるかの。」


サッーーーーーーーーーッ!


みんなの顔が一斉に青くなる。


先生「わかりました。では、その話に沿ってこれから集まる人達と話し合いをしましょう。」



段々、最終回に近づいた感じになってきました。


あとは、太郎様だけですね。


コンコン



セバス「領主様、大広間にてみな集まりました。」


先生「わかりました。………………では、行きましょう。」


『ハイッ!領主様。』


先生「みんな、嫌味は止めてください。お願いします。」


『ハイッ!領主様。』


先生「わざとでしょう?覚えときなさい。」


先生、頑張って下さい。私は先生の見方です。……………多分。


ガックリ項垂れながら歩く先生だった。




最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。

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