第343話 結局犯人は?
神様「どうしたものかの。」
神様、なにやら悩んでいます。
神様「まぁ、ええかの。」
神様、何かを決断したようです。
神様「カーンよ、お主達には悪いが…………いや、別に悪くはないのかの。」
みんなは????状態。
先生「神様、何か原因がわかったのですか?」
神様「ふむ、…………………この街の領主カーンよ。少女達を魔族にしようとしていた犯人がこの中にいるのじゃ。心して聞くのじゃ。」
お~っと、毎週必ず難しい事件があり、それを解決する少年ではなく、じっちゃんの方が解決しるみたいです。
しかし、なぜあんなに推理小説なみの事件が毎週おこるのかが疑問です。
しかも、世界で有数な安全な日本で。
神様「余計な話はするでない。まったく。」
す、すみませんでした。
では、神様続きをお願いします。
神様「カーンよ、この事件の犯人はこの中にいるのじゃ。誰だかわかるか?」
カーン「ち、ちょっとお待ち下さい。私の部下達は騎士団長を筆頭に優秀であり、事務方のみんなも信頼できる人達です。街の住民はみな助け合い、この街の為に一生懸命働く人達ばかりです。そんな中に魔族にさせる人物など決していません。」
カーンは必死に街の人達や自分の部下達を擁護してます。
神様「カーンよ、みんなを信用したいのはわかるが、この中に魔族が人間に化けているのじゃ。」
カーン「それは一体誰なのでしょうか。私にはどうしてもその様な者がいるとは思っていません。」
神様「しかしな、実際に少女達が危うく魔族にされるところじゃったのは事実じゃからな。あのままにしていたら、もう人間には戻れなかったのじゃ。」
カーン「うっ、で、でも私はみなの事を信じてます。他の外部からの者ではないのでしょうか?」
神様「外部の者?それは儂らの事かの。」
カーン「あ、いえそう言う訳では………」
カーンは必死にみんなを庇っている途中で、つい神様達を怪しんだ。
神様「儂らがこの少女達を魔族にして何の得があるのじゃ。」
カーン「いえ、神様達を疑った訳ではありません。」
うそをつけ!さっき少し疑ったくせに。……………あれ?うそをつけ!って事はうそをついていいのか………あれ?………………
神様「お主は少し黙らんか!」
カーン「はっ?」
神様「あ、いやこちらの事じゃから気にしないで欲しい。」
カーン「はぁ。」
先生「神様、それでその人間に化けている人物とは誰なんでしょうか?」
神様「うむ、そうじゃな。カーンよ。お主には少し気の毒じゃが、その魔族が誰だかを言わなくてはならん。」
カーン「この街に魔族なんかいません!」
神様「いや、さっきまでそこの少女達が魔族になりかけておったじゃないか。」
カーン「そ、それは外部からの侵入者がいて、少女達に魔族になるように何かをしてから、色々なゴタゴタがある時に逃げた者の仕業です。」
神様「お主のその気持ちは良くわかったのじゃが、残念な事にこの街に魔族はまだいるのじゃよ。」
いや~、相変わらすわ話が進みません。
読んで下さる方には申し訳なく思います。ですが、犯人は次の話に出てきます。
まぁ、誰だか大体検討はつきますが。
神様「余計な事を言うでない!」
神様、ごめんなさい。
最後まで読んで頂き本当にありがとうございます。
今日は無理して2話を更新しました。なので誤字や脱字などが目につくかも。読みにくくて本当にすみません。
その時は華麗にスルーしてお読み下さい。




