第332話 恋せよ?えっちじゃなく?
突然雷が落ちました。
神様「バカもーーーーーん!」
いや、比喩でなく本当に「バカもーーーーーん!」と言う文字の雷が空から落ちてきました。流石のみんなもこれには驚き、太郎様の事でみんなはワイワイガヤガヤしてた場は一瞬で凍ってしまった。
いや、想像して下さい。「バカもーーーーーん!」と言う音と大きな文字が空から落ちてきたのです。考えたくありまん。………………恐ろしくて…………ぷっ!
神様「お主らはバカか、バカなのか?今は太郎の○○○の話をしている場合ではないのじゃ。」
神様、かなりの激怒(激おこ。これを言うと私まで怒られそうで。)に、「なんで大事な話をしてるのに私達が起こられなきゃいけなきの?」と、逆にキレかかってます。
「「「「「「「あ"~っ?」」」」」」」
神様「うっ、なんじゃその目付きは。」
どこぞのマンガヤンキーですか?
ユーナ「今、大事な話をしている時に、何を無駄に力をつかってるのじゃ?」
神様「なっ!」
マリー「神様、今一番大切な話をしてます。お願いですから邪魔しないで下さい。」
あ、あの大人しいマリーが…………
シーバ「神様、少し時間を頂きたい。これは私達が、女の子として輝いていられる時間が短いからこその問題なのです。」
・・・・・・何だって?
ヒトミ「そうですよ、神様。だからそんなに怒らないで下さいね?」
ノア「わ、私は…………ま、まだ早いと思うのですが、みなさんの話を聞いていると逆に遅いみたいで…………勉強不足でした。」
…………………は?
リーン「神様、静かにして!これは太郎様と私達の問題。」
アワアワ、リーン様も激おこです。
ニーナ「わ、私はみなさんより若いですから、まだ焦る事もないのですが、でもやはり早い方がいいかなって。」
…………………何が。さっきからみなさんは何の話をしておられるのですか?
それより何か怖いです。みなさんの抗議と圧力と威圧?に神様は…………
神様「うっ、た、確かに『恋せよ、命短き乙女よ!(うろ覚え)』と言うぐらいだからな。とはいえ、尚更儂の話を聞いて欲しいのじゃが。………しかし、ユーナは女神なのじゃからこの話には関係ないはずじゃが。」
女神ユーナ様に寿命はありまさせん。…………所謂ロリババァ?
そんな事もお構い無しにアンを除いた女子たちは、物凄い論争や議論を熱く交わしていた。
…………………たかが誰が最初に太郎様の童貞を奪うかで。私はご遠慮しますけど。
「「「「「「「「殺すぞ?」」」」」」」」
きゃーーーーーーーっ!神様助けて下さい。
先生「っち。いるんですよね。どこにでも。あざとくてイライラします。」
………………ごんなさい。……ぐすん。
ユーナ「あ~、なんかイラつく。完全に女の敵にまわるタイプの女じゃな。」
先生「学校のクラスに一人はいそうですよね。どこかの一番嫌いな女子アナ連続1位の女みたいですね。」
リーン「先生、そのじょしあな?とは?」
先生「リーン様、この話が終わってから教えますね。」
リーン「ありがと。」
アン「なぁ、勇者。じょしあなってなんだ?」
勇者「お前もか!ったく。あとで先生が教えてくれるから、先生に聞いてきな。先生なら分かりやすく教えてくれるはず。はっははは。なんせ先生なんだから。」
神様はそんなみんなを見ていかりや長介なみに「こりゃダメだ。」と嘆いた。
しかし、太郎様はいてもいなくても大人気ですね。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「なに?全滅だと?」
「はっ、シキ・カーンの領地での『ロリ○ン大量奪取作戦』は5頭の古代竜により全滅しました。と報告が先ほどありました。」
ドッン!
目の前の机を謎の指揮官が叩いた。
「5頭の古代竜だと?」
「はっ!その後直ぐに偵察に向かわせております。」
「おかしい。椿太郎は死んだはずでは………………」
表と裏の舞台でのお話。
最後まで読んで頂き本当にありがとうございます。
誤字脱字が多くてすみません。




