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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第6章 主人公のいない世界で
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第327話 信じなかったシキ・カーン



「ひっいいいいいっ!」


勇者「コイツダメだな。」


アン「勇者、ちょっと言い過ぎ。一応(・・)貴族なんだから。」


勇者「そんな事言ったら、ここにいる8割は王族じゃないか。」


アン「あ、そうか。忘れてた。」


勇者「アンだって王女だろ?」


アン「はい、そうでした。」


ヒトミ「あのう、私は平民ですよ?」


ユーナ「お主は勇者の孫じゃろ。どこが平民なんじゃ?」


ヒトミ「でも………皆さんに比べたら…………。」


神様「ほっほほほほ。そんな事を言い出したら、太郎や香織も平民じゃ!ほっほほほほ。」


「「「「「「「えっ?そうなんですか?」」」」」」」


神様「あ、いさむも平民かのう。」


勇者「まぁ、こちらの感覚で言えば平民だな。うーん、大商人の子供?って言った方が分かりやすいかな。」


先生「そうですね。神様の会社は今や世界中に有名ですから。あと、太郎君のお家の会社も同じに世界中で有名ですから、下手な貴族や王族よりお金持ちにですね。」


「「「「「「「えっ?そんなに?」」」」」」」


マリー、シーバ、リーン、ニーナ、ヒトミ、ノア、アンの瞳が輝く!


神様「ほっほほほほ。その話はまた後にゆっくりとな。それより今はあのシキ・カーンとか言う貴族に話をせねば。」


ユーナ「うむ。すっかり忘れてたおったわ。」


「ひっいいいいいっ。き、貴様らは一体な、何者だ!わ、儂は伯爵だぞ!」


先生「あら、身分を傘に命令しましたわね?」


ユーナ「うむ、みんなこの愚か者に自己紹介してやるのじゃ。」


「「「「「「「えーーーーーっ!こんな小物に?」」」」」」」


神様「まぁ、まぁ、仕方あるまい。みんな頼むな。」


先生「わかりました。では、まず始めに私から。」


腰を寝かして座り込んでいるシキ・カーンの前にまで行き、挨拶が始まる。


先生「私はアーゼスト国の第二王女のオリビア・アーゼストです。」

日本的に軽くお辞儀をする。


マリー「私はサノキア王国第二王女、マリーダ・サノキアです。」

同じく軽くお辞儀をする。


リーン「私はアイリス王国、第一王女、アイリーン・アイリスです。」

同じく軽くお辞儀をする。


シーバ「私はギュエル王国第一王女、シーバ・ギュエルです。」

同じく軽くお辞儀をする。


ニーナ「私はローゼン王国第三王女、ニーナ・ローゼンです。」

同じく軽くお辞儀をする。


アン「私はセリーヌ王国第一王女、アン・セリーヌです。」

同じく軽くお辞儀をする。


ノア「私は妖精国の王女、エルフのノア・シルフィです。」

同じく軽くお辞儀をする。


ヒトミ「私は平民です。」

同じく軽くお辞儀をする。


ヒトミ「あ、先代勇者の孫です。」


ユーナ「そして、私は女神のユーナ・エアリスじゃ。」


神様「儂は神様じゃ。ほっほほほほ。」


勇者「俺は勇者だ。」


先生「そして後ろにはいる5頭の竜は伝説の古代竜、白、銀、金、青、黒さん達です。」


ユーナ「ちとは自分の愚かさに気がついたかの?」


カーン「そ、そんな、方々がなぜこんな辺境な場所に?」


神様「今からする話は事実で、大変な事が世界中で起こっておるのじゃ。だから各国の代表と古代竜と勇者、そしてそれを見過ごすことが出来ぬ事が、いわゆる大災害が人為的に起こして、世界を壊そうとする輩がおるのじゃ。」


カーン「………………なんですか、それは?」


ユーナ「お主が私達の言う事が信じられない。と言うのではれば私達はこのまま猿。………あ、いや、去る。と言う事じゃ。」


カーン「あ、あのう、一体何が…………」


神様「お主の領地はまだ大丈夫だが、いずれはみな殺されるか、生け贄にされる。そんな話なんじゃが、信じるかの?」


カーン「ま、ま、まさか。そんな。ここは辺境ですが人口は20万人いますし、今まで平和でした。それがみんなが殺される?生け贄に?こ、根拠は、証拠は?は、はっはははははは。さては、貴様らがその張本人だな?」



ユーナ「ダメだな。もう、ほっとこう。」


神様「うむ。では、次の町か村に警告をしに行くかの?」


先生「あなた、本当にここの領主ですか?民がかわいそうです。」


ユーナ「先生、もういいから、早く次にさっさと行くのじゃ。時間の無駄になるからの。」


先生「はい、わかりました。白、またお願いしますね。」


白「うむ。了解だ。」


銀「あ、先生、俺だって頑張ってるのにいつも白ばっかり。贔屓だ!」


金「確かに、銀の言う通りだ!」


青「お前らは本当にガキだな!」


銀、金「なんだとっ!」


黒「お前らは静かにしろっ!」


白「みんなごめん。」


先生「私もごめんなさい。みなさん、またよろしくお願いしますね。」


金、銀「へっへへへ。任せな!」


黒「うん、安心して背中に乗るがいい。」


青「みんなチョロいなぁ、ユーナ様みたいだ。」


ユーナ「私がなんだって?」


青「何でもありません。サーッ!」


神様「やれやれ。さてでは行くかの。」


それぞれの背中に乗り古代竜達は爽快に飛び出した。


それをボーゼンと見ていたシキ・カーンとその部下達だった。


それから、5日後。この町は謎の軍団に襲われる事となった。


最後まで読んで頂き本当にありがとうございます。ありがとうございます。大事な事なので2度言います。


後日脱字などありましたらスルーしてお読み下さい。


バカなシキ・カーンの話でした。

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