第320話 古代竜に再び脚光が!
太郎「みんなごめんな。」
「「「「「「「「太郎様、君。」」」」」」」」
太郎「ちょっとだけみんなに話があるんだけど、時間が無いから簡単に話すよ。」
…………………………。
太郎「今、修行中でそれが終わったら試験があるんだ。それに合格したらまた戻ってくるから、それまでなんとか頑張って欲しい。」
ニーナ「太郎様。う、うっ、」
太郎「ニーナ、助かって良かったよ。」
神様「やはり、神様になるしか方法がなかったか。」
太郎「そうなんだよじーちゃん。たから、みんなをユーナと二人でみんなを助けて欲しい。」
神様「わかった。頑張るのじゃ。」
太郎「うん、ありがとう。ユーナもみんなを頼むよ。」
ユーナ「太郎、私に任せておくのじゃ。」
太郎「俺も早くみんなと合流てきるように頑張るから、何とか生き残ってな。」
先生「太郎君。私…………」
太郎「香織の事頼むよ。」
太郎「みんなもムリしないで神様やユーナ、古代竜と協力して俺が帰ってくるまで頑張ってな!」
みんなは静かに頷いた。
太郎「もう、時間がないや。じゃあ、みんな元気で頑張って!バイビィ~!」
シュン
太郎様は一瞬で消えていった。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
神様「あやつはいつの時代の人間なんなのじゃ。バイビィ~って…………まぁよし、太郎が無事なのがわかったから、みんな頑張って先に進むかのぅ。」
ユーナ「太郎は天界でパワーアップして帰ってくるはずじゃから、私達も少しはレベルを上げるのじゃ。」
「「「「「「「「うん。」」」」」」」」
神様「ニーナ、良かったの。」
ニーナ「はい、今度は太郎様に迷惑をかけないように、私も強くなります。」
神様「そうじゃな。」
ユーナ「では、香織の捜索をしながらみんなは頑張ってレベルを上げよう。でも、万一の為に次からはみんな一緒に行動しよう。」
神様「うむ。その方がいいのぅ。」
ユーナ「では、怪しい所と、生け贄にされそうな人を助けながら進むとするのじゃ!」
みんなは古代竜の背中に乗り、次の村に向かった。
その村には…………いや、次の町にには大変な騒動が起きていた。
先生「次の村…………あれは村じゃなく町ですね。立派な城壁もあります。」
神様「古代竜でこのまま行くとするかの。」
ユーナ「それだと、勘違いされて攻撃されたりしないか、おじさん。」
神様「いや、色々と信じて貰う為にはその方かいいと思うぞ。」
先生「なるほど。しかもみんなが嫌でも注目しますからね。」
ユーナ「そう言う訳なら町の上空を一度回って降りられそうな場所を探すとするか。」
先生「白、お願いね。」
白「わかった。他の古代竜達にも伝えとく。」
神様「こんな時に、伝説上の古代竜が揃っておって助かるのぅ。」
うわっーーー!ドラゴンが攻めてきたぞ!
で、デカイ!
もう、この町はおしまいだ。
衛兵達よ!戦闘準備にかかれ!非番の者や、休憩中の者は町の人々を安全な地下室に誘導するんだ!急げ!
キャーーー!ドラゴンが5体も攻めてきた!
早く逃げろう!
ユーナ「なにか凄く誤解されてるのじゃ。」
神様「ほっほほほ。丁度いいではないか。」
先生「ちょっとやり過ぎでは…………」
ユーナ「よし、あの闘技場の所に降りるのじゃ。」
本当に大丈夫なのでしょうか?神様は楽しんでるみたいですね。
この後はどうなる事でしょう?
次回、古代竜、神様達対町の貴族と衛兵。お楽しみに。
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