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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第6章 主人公のいない世界で
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第317話 神様に?



「ムカッ!なんだそれっ!」


では、転生する事ができません。


「もっとマシな方法はないの?」


贅沢を言われましても…………


「大体、虫だとかイエティとかそんなのばっかりだな!しかも、最後は『その生命に転生したら必ず、か・な・ら・ず女性になって転生します。』って、俺は男だぞ!そんなに簡単に受け入れられるか!」


では、みなさんとももう会う事を諦めますか。


「ぐっ、他になの?ほ・か・に!」


少し時間を下さい。多分無理だと思いますが。


「ムリなのにしらべるのかよ。で、時間って?」


そうですね、5年くらい………


「もう俺帰りたい。」


あ、(ピコンッ!)方法がありました。しかも姿形も性別もそのままで、尚且つ短時間地上に戻る方法が!


「へぇ~、そんな詐欺みたいな方法があったんだ。さっきはムリだって言ってたのに。」


はい、ただちょっと厳しい条件があります。


「またか!」


この条件をクリアすれば、能力も大幅に向上!しかも、毎日たったの一時間ですぐに効果があらわれます。


「……………なぁ、女神様?どこかのへんな通販とは違うよな?」


し、失礼な!そんな怪しい物ではありません。もし効果が表れなければ1ヶ月以内なら返品かのうです。…………あれ?


「……………。で?」


今までのは少し、………いえごめんなさい。かなりの冗談です。


「……………………。で?」


はい!本当は椿さんに修行してもらう事になります。


「どっかの戦闘民族になれと?」


違いますね。椿さんにはこれから「神様」になって頂く為の修行をして頂きます。


「……………………は?」


いや、だから神様ですよ、神様。ただ、最初は下級神になってもらいます。その後はまた修行してから上級神になっていきます。


「ちょっと待って!なんでいきなり神様になる話に?最初は虫だったよね?虫!」


はっははは。すみません。この方法は先ほど思い出しました。椿さんなら神になる条件はとりあえずクリアしてます。あとは修行して神格を身につけて下さい。そうすればみなさんの元に戻る事ができます。



「ふーむ、なるほど。で、メリットの話ばかりだけど、当然デメリットもあるんだよね?」


……………………(シーン)


「素直に言わないと女神様なのにしんじゃうかも?」


(コワイコワイコワイ!)


「さぁ、早くお願い。」


じ、実はもし神になった場合は、寿命が………


「へぇ~やっぱり神様って死なないんだ?」


(コワイコワイコワイコワイコワイ!誰かタスケテ。)


久しぶりの登場。『太郎様、話が進まないので早くして下さい!』


「…………………………はい。」

最後まで読んで頂き本当にありがとうございます。


明日はお休みします。

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