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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第5章 これからが本番?
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第298話 先生、マジギレ!



バンッ!応接室のテーブルに先生は両手で大きく叩く。……………。大きく立派なテーブルは大きな音を立て「バキッ、バキッ!」と壊された。


太郎様も、村長も、チチもメイドも驚きおののく。


太郎様は完全に引いています。

村長、チチ、メイドは顔面蒼白!


先生「村長!これは一体どう言う事ですか!」


…………………。

……………………………。

……………………………………?


村長は何がなんだか分からなかった。


村長「あ、えっ?な、なんでしょうか?」


先生「惚けないで下さい!チチさんの事です。」


村長「えっ?」


先生「見てください。太郎君を!」


完全に惚けた顔をした太郎様がそこに居た。


村長「あ、あのう、そのう~えっーーーー?チチ、お前まさか?」


村長は太郎様の異様な状態を察知し、チチに問いただす。


チチ「………………ヤリそこねました。」


はい。解説します。ここでチチが証言をした殺り損ねた。は、殺す方ではなく、ヤル方です。

あ、知ってましたか。ごめんなさい。


唖然とする先生と村長とメイド。


村長「お前と言う子は!なんで早く物にしなかったのだ!」


先生「ブルータスお前もか!!」


思わず飛び出てジャジャジャーン。


太郎「あ、ははははは。」


先生「な、な、な、何なんですかあなた達はっ!」


チチ「………………だって、あんな素敵で強い人の子供が欲しかったの。」


村長「惜しかったな、娘よ。」


太郎「ははははは。」


太郎様、壊れてません?……………あっ、生きそこねたから脱力されてると。なるほど。


先生「私達はこれで失礼します。」


先生は太郎様を担いで部屋から出て行く。


村長「あ、ちょ、ちょっとお待ちを!」


先生「誰が待ちますか!この変態親子!」


うわっー!凄い事を言い放ちました。しかし、それには共感します。


チチ「太郎様~、待って下さい~。」


先生「こんな所にいられるか!」


先生、マジギレしてます。まぁ、当然って言えば当然ですよね。


先生、見た目は二十歳ぐらいですが、実年齢は…………その先生が今だに生娘なのにポッと出の15歳のガキに太郎様を寝とられる?あれ?まっ、寸前でしたから、これは怒ります。逆に先生でよかったかも…………。


ユーナだったら、この屋敷は吹き飛んでましたね。


そしてスタスタと屋敷から出てきた先生と先生におんぶを太郎様。


先生「太郎君、大丈夫?早く違う場所に行きましょう。」


急にデレる先生。


太郎「そ、そうですね。」


先生「太郎君、なにか辛そうね。わかったわ。後で私が協力するから。」


先生恐ろしい娘。


太郎「だ、大丈夫です。一人で何とかします。」


太郎様、何言ってるんですか?早く召喚を止めに行きましょう!香織を助けに行きましょう!だから、そっちには逝かないで下さい。


先生「太郎君の太郎君が背中に当たってる。」


太郎「さぁーーーーー。」



太郎様にとって、大変な2話でした。


頑張って下さい。太郎様。


いつも最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。


単文ですみません。


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