第297話 太郎様必死の抵抗
太郎様、危機一髪!
太郎(まずい。まずい。まずーーーーい!なに?なに?なにこれ?)
チチ「太郎様。むぐっ。」
太郎(ぎゃーーーーーーっ!胸に何か、何か武器が当たってる!)
実は、太郎様はグロ耐性がありません。なので昼間のスプラッターな事件で(人の頭がぶっ飛ぶシーン)精神的ダメージでHPがこなり減ってました。さらに、最近無かったハーレム内での誘惑と言う名の逆セクハラと寝てる時や休んでいる時に襲われる等が無かった為、(香織の事で忙しかった為)太郎様の太郎様が急上昇!
助けを呼びたくても、キスで口を塞がれ、体を引き離したいがHPゲージがほぼ0。
いいように、襲われている太郎様でした。
太郎(まずい!なんだこの武器は?……………あっ!)
チチはズボンのボタンを外した隙間から手を入れた。スルリと。
太郎(ぎゃーーーーーーっ!それはもっと、まずい!や、ヤメロっ!)
チチ「ふっふふ。チュ。」
太郎(な、な、何握ってるっ!………あっ。)
太郎様何興奮してるのですかね? ぐふふふふ。
太郎(てめぃ!今日はムリそうだから、明日覚えてろっ!………あっ、そこは………)
太郎様、全然怖くありません。…………今のはいい声でしたね。
太郎(コノヤローッ!2度とそんな事言わせ………ぐっ、はっ!あっ。)
太郎様弱っ!ぐふふふふ。
太郎(マジでお願いいたします。そこだけは止めて下さい。…あ、そこは?…………てか、なんだこのテクニックは?)
そう、太郎様は地球で17年、こちらの異世界で数年。足すととっくに成人してますが、あの美少女軍団にいながら、今だに童貞。まさしく聖人。……………なかなか脱童貞出来ないのは、もはや呪いとしか思えません。
太郎(マジで止めて。そこ、そう、そこ。………じゃなく、止めてくれ。…………あ、)
しかし、この少女チチはどこでこんなテクニックを?本当に生娘?なんでしょうか。
あ、そろそろ太郎様の太郎様が限界のようです。
タッタッタッタッ!バタッン!
突然、部屋の扉が開かれた。
先生「太郎君、大丈夫?」
チチ「うそっ?鍵はかけたし、結界も張ってたのに、どうして?」
チチ、すべてに恐ろしい子。
部屋の鍵だけならわかりますが、結界まで張るとは。
太郎「せ、せんせい………、できれば、あと5秒程後に助けてくれれば…………ガックリ。」
この人は何を言ってるんですかね?………ぐふふふふ。
先生「チチさん、太郎君から離れなさい。」
チチは、先生の威圧にガタブルし、太郎様から離れた。……………あ~ぁ。チチさん、下半身が大変な事に。
先生「太郎君、大丈夫?」
太郎「だいじょばない。」
…………………。ダメだ。
いつも最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
ギリギリの更新になりました。
なので、誤字などありましたらスルーしてお読み下さい。




