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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第5章 これからが本番?
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第290話 テレパシーは。



……………………香織はまだ爆睡している。



『はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、』


謎のクソ変態閣下は、かなりの体力を消耗していた。

Gの謎の大量発生になんとか勝ったようだ。しかし、


『おい!誰かこの大量の死体をさっさ片付けろ!』


しかし、部下達は…………


『えっーーーー!いやッスよ!』


『俺の命令に逆らうのか!』


なぞのクソ変態閣下が激怒する。すると見せしめの為に、1人の部下に罰が下る。


『ギャーーーーァ!』


『ひぃー!』


『うわっ!』


『わ、わかりました。大至急片付けを開始します!』


罰をあたえられた1人の部下は悶絶している。


『うわっ!た、た、助けて下さい。わ、分かりましたから!ヒィー』


どんな罰なんだろう?


『みんな!早くしろっ!早く箒とちり取りを用意しろっ!』


『はっ!』


『ひぃ!はぁ、はっはははは

!お願いします、閣下!す、すみませんでした!もう許して下さい!あっははははははは!』


どうやら、くすぐりの刑にされているようだ。なんだか、随分優しい刑だと思う。一体どんな団体なんだろう。


そして、部下達により、大量の死体を片付けが終わろうとしていたが…………


『うげっー。』


『げっほ、ぶっ。』


『き、気持ち悪い!』


かなり大変だったようだ。しかし、この大量に発生したGは、実は神様による嫌がらせと、時間稼ぎの為の時限罠だとは誰も気がつかなかったようだ。


『よしっ!今から早速各地に散らばり15歳以下の無垢な少女達を集めるのだ!しかし、殺したり、ケガを絶対にさせる事は許さん!わかったな。』


『ヒィー!』


まるで、どこかの悪の軍団の雑魚部下みたいな返答だった。


『よし!行けっ!そして美少女達を集めるのだ!』


集める少女達の内容が変わっていた。………美少女に。


香織(う、うーん。はぁ、良く寝た。)



どうやら香織が起きたようだ。


香織(さて、もう一度太郎に連絡してみるか。プップップップッ!プル~ル、プル~ル、プル~ル。)


まるでA社の携帯にかけているようなテレパシーだった。


やはり、テレパシーって未来の究極の電話なのだろか。


香織(プル~ル。プル~ル。チッ。あ、もしもし?太郎?)


太郎「あれ?誰だ!」


香織(私だよ。わ・た・し。)


太郎「私、私詐欺か!」


香織(なっ!ちょっと太郎、いい加減にして。私は香織だよ!)


太郎「か、香織か?本当に!香織なんだな?」


香織(そう、やっと分かってくれた?)


太郎「おーい!みんな!香織から電話がきたぞ!」


神様「なんじゃと?」


勇者「太郎、本当か?」


太郎「い、今神様にとりあえず代わるから。香織、状況を神様に詳しく説明してくれ。」


香織(はぁ、わかった。じゃあ、おじいちゃんに代わって。)


あれ?テレパシーは直接本人の脳に話かけてるとかじゃないのですか?一体どうやって神様に代わるのか?


太郎「じゃあ、香織………あれ?これって一体どうすれば代われるのか?なぁ、香織、神様にどうすれば代われるの?」


香織(私が知るかっ!私は太郎にテレパシーを送ってるだけだから、太郎としか話は出来ないの!バカじゃない?)


香織に罵倒される太郎様だった。どうも、現代社会に馴染み過ぎて携帯感覚が抜けてなかったようだ。


太郎「なぁ、香織。一旦通話を切って神様にかけ直して暮れないか?」


ダメだ。もはや太郎様達はテレパシーを携帯と思っているようだ。


香織(わかったわ。じゃあ、一旦切るね。)


太郎「あぁ、頼む。」


何これ?艦これ?

テレパシーをすっかり携帯にしてしまった人達だった。


香織(さて、おじいちゃんに。)


しかし、そこで謎のクソ変態閣下があらわれた。


『おいっ!今誰と話をしていた?』


バレテーラ。


香織(えっ?なんで分かっちゃったの?)


それも謎でした。

いつも最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。



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