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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第5章 これからが本番?
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第260話 早く太郎に会いたい。



神様一行が、香織のやらかした場所からかなり離れた所で夜営をして、次の日を迎えた。


神様「うーん、さてどうすかのう。」


神様なぜか思案中。


勇者「おじいちゃん、おはよう。相変わらず朝起きるの早いね。」


神様「いさむか。あぁ、おはよう。年寄りは朝起きるのが早いんだよ。まぁ、ワシは基本的に寝なくても全然大丈夫じゃからな。」


勇者「あ、そっか。おじいちゃん神様だからね。」


実の祖父が神様だと忘れている勇者。


香織「う、うん。はぁ、もう朝なんだ。」


そして、12時間以上寝ていた香織が起き出した。


勇者「お、香織起きたか?おはよう。」


香織「あ、お兄ちゃん。おはよう。なんだか体がだるいの。」


((だろうなぁ、あんな力使ったんだから。))

神様と勇者。


アン「はっ!いつの間に寝たの?」


アンが突然に起きる。


勇者「アン、おはよう。早く一緒に朝食済ませようぜ。」


アン「あれ?勇者。……………………ねぇ、私いつの間に寝たの?」


勇者「あ、う、うん。ここについてすぐ横になって寝てたから、そのまま起こさなかったんだよ。」


嘘の下手な勇者。


アン「そうだっけ?なんか重大な事を忘れてる気がするけど。」


勇者「き、気のせいだよ。早く朝食にしよう。」


アン「……………うん。わかった。」


あんまり納得していないアン。


香織「おじいちゃん、なんか起きれないんだけど。なんでかな?風邪をひいて高熱を出した時みたいにだるいの。」


((それはムリもない。))


アン「香織、大丈夫?」


香織「うん、だいじょばないかな?」


アン「え?なにそれ?」


勇者「おじいちゃん。」


神様「うむ。分かっておる。」


神様、香織が横になっている側まできて香織の額に手をかざした。熱を測るように。


神様「香織、これでもう大丈夫はずじゃ。」


香織は自分の体がフッと軽くなるのを感じて、意識もハッキリとしだす。


香織「うそ?なんかさっきまでの感じが無くなったよ?おじいちゃんが何かしたの?」


神様「そうだな。まぁ、簡単な風邪ぐらいすぐに治せる力ぐらいワシにもあるぞ。」


(おじいちゃんのウソつき!)


神様「ほれ香織、早くご飯を食べなさい。食べ終わったらすぐに次の転移門に向かうからな。」


香織「うん、そうだね。早く太郎に会いたいし。」


ほほほほほっ。

と神様は微笑ましく香織を見つめ、シスコン勇者は顔をしかめた。

え?太郎様の何が気に入らないのかな、勇者は?


まぁ、そんな色んな事情など知らずに、神様一行はそのあと直ぐに次の転移門に向かった。


香織「白、今日もよろしね。」


白「は、はい。よろしくお願いいたします。」


香織「…………………なにそれ?」


白「あ、なんでもないぞ。しっかりと掴まってるんだぞ。」


白も嘘が下手だった。


香織「……………うん。じゃあ、よろしくね。」


((うわっー。白ちょっと気の毒。))


神様、勇者、古代竜は秘密を抱えたまま次の転移門に向かった。


そして、飛行する事合計15時間後に(休憩もちゃんとありました。)地下3階へと続く転移門まで到達した。


いつも最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。


最近短文ばかりで、すみません。


誤字脱字などありましたら、スルーしてお読み下さい。





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