表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第5章 これからが本番?
256/538

第257話 やっと脱出?

みなさん、暑い日が続いていますので、体調には気をつけましょう。




神様「いさむ!その話は外に出てからでもええじゅろうに。」


香織「お兄ちゃん。早く、早く!」


アン「勇者、行くよ。」


勇者「あぁ、わかった。ぐすっ。」


神様「ほんに、息子といい、いさむや香織まで泣き虫とは。」


香織「あーーーーっ!おじいちゃん、私泣き虫じゃありませんから。」


神様「わかった、わかった。それじゃあ準備万端だな。」


ゴクリッ!


みんな一斉に唾を飲み込んだ。

初めての体験を今から自分自身達がすると言う事。

日本にいた頃は、映画やアニメ、マンガや小説でしか見たことの無い、「テレポート」を実際に体験する事になる。


勇者はワクワクが止まらない。

やはり男だ。これは男のロマンだ!


香織はなにやら思案顔で、俯いている。


神様「香織、心配なのか?大丈夫じゃて。神様なんだか失敗なんてほんの少し、本当にちょっとだけだから、安心しなさい。」


勇者「おじいちゃん、ちょっとの失敗ってどんな失敗をしたの

?」


神様「……………………ん~。」


香織「おじいちゃん!」


神様「は、はい!」


香織「ちょっと、どんな失敗をしたの?」


神様「ゴニョゴニョぐらいかな。」


「「「聞こえない!特に、ぐらいかな。の前の部分!」」」


神様「今は別にいいじゃろうて。早くここから出るぞ!一瞬で終わるから安心せい。」


みんなで、神様(おじいちゃ)に絶賛ジト目攻撃をされいます。

もちろん、古代竜達も。


神様「古代竜達はしっかりと手を繋ぐのじゃ。決して手を離す事がないように。他のみんなはちゃんとシートベルトをとめる事。」


アン「すみませーーん。神様。シートベルトって何ですか?」


「「「それは、おじいちゃん(ワシ)のギャグだから。」」」


勇者「アン。シートベルトの事は後で話すから。あれはおじいちゃんのギャグだから気になるすんな。」


アン「えっ?そうなの?なんかかかなくていい恥をかいたから余計に恥ずかしいよ。」


勇者「アン、大丈夫だよ。この世界に無い概念や言葉でだから気にするな。」


アン「勇者、ありがとう。ぐすっ。」


「「「ヤバイッ!早くしなくては、また話が続かない作品だと思われる。」」」


いや、皆さん。この作品はめったに話が進まないので有名ですよ?(うそです。)


香織「お、お、おじいちゃん。早く早く!」


神様「では、…………。ほぃ。」


シュン。と言う音が聞こえてきそうな感じですが、実施目の前の人がいきなりテレポートしても消えていなくなるだけですから、多分音はしないと思います。


でも、男のロマンとしては、「シュ!」とか「シュン!」とか「フッ!」とか何かあったらいいのですが。……………おっと、無事に外に出れたみたいです。



「「「…………………何これ?」」」


あっ、神様が銀の古代竜に乗ったまま全速で飛び出し逃げ出しました。


香織「…………………。追え!あの犯罪者をおうのだ!」


香織さん、テレビの見すぎです。


白に乗った二人は(正確には1人と1頭)は、猛追を開始した!


勇者「俺達はゆっくり行くか?」


アン「そうだな。」


残された2人と3頭はゆっくりと飛び上がった。


もちろん、おじいちゃんが逃げ出した方に向かって。


アン「勇者、お腹すいたね。」


勇者「そうだな。そうなると、香織が早くおじいちゃんを拿捕してもらわなくては。」


アン「あっ、そっか。食べ物や水は全部神様から貰ってたんだっけ。」


「「はぁ~。」」


二人はため息をついた。


勇者(香織、頼む!)


アン「勇者、勇者!あなた勇者でしょう?

女の子に、妹にたよる兄の立場ってどうかと思うけど、まぁ、あの二人には勝てないか。」


「「はぁ~。」」


ダメだこりゃ。


いつも最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。


学習しない男です。また前の話を少しだけ修正しました。


はぁーーーーっ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
https://yomou.syosetu.com/
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ