第253話 神様級………香織の力
神様「うむ。これは1日外には出ない方がいいかな。」
香織「うん、何故か結界の外は熱いまま。」
勇者「えっ?そんなに酷いのか?」
神様「そうだな。今この結界のの中と外の温度差は1000度以上ありそうだな。」
勇者「な、せ、1000度以上?」
アン「勇者、1000度ってどれぐらいなんだ?」
勇者「んーん、この世界で例える物があるかな。」
神様「アン、お主のその剣が溶けるぐらい熱いぞ。」
アン「そ、そんなに?」
香織「うん、だから今外に出たら人間ならすぐに溶けちゃうかも。」
勇者「なんでそんな事になってるんだ。」
神様「わからん。」
香織「私もわからない。」
アン「まいったね。」
勇者「で、どうするんだ?」
香織「う~ん、外の温度が下がるまでこのままお休み。しかないかな?」
神様「そうだな。みんなは少し休んだ方がいいかもな。」
勇者「そうかぁ。」
香織「私も疲れちゃった。」
神様「香織、結界はどの程度維持してられる?」
香織「えっ?結界の維持?どうだろう?多分何もしなくても当分持つと思う。」
勇者「な、香織それおかしいぞ!結界はそんなに長時間維持できる物じゃない。第一、それだど魔力や体力がもたない。」
神様「いさむ。少しは落ち着け。香織の魔力は、ほぼ無限にあるはずじゃ。」
アン「魔力が無限に…………!」
勇者「それは、いくら魔法を使っても魔力が減らないって事?香織の力ってなんなんだ?」
香織「私にも分からないよ。」
神様「香織の力は、神様のそれに近いようじゃな。」
「「「神様~?」」」
神様「うむ。そうじゃ、香織の力は、ドンドン増えているのじゃ。」
香織「いよいよチート発動?」
勇者「は、はははははっ。俺にもそんな力つかないかな?」
神様「いさむにはムリじゃろ。これは、明らかにイレギュラーだな。」
香織「えーーーっ?私は普通だよ?」
神様「いやいや、その事じゃなく、香織の力の話じゃ。」
アン「勇者、あんたの妹はスゴいな。これに太郎ってヤツがいたら最強じゃないか?」
勇者「本当な。太郎か。」
勇者は、自分の力はこれ以上発揮する事は無い。と神様に言われた事にはショックが無く、逆に香織と太郎の凄さに驚愕していた。
神様「そんな訳じゃ。少し休むとするか。」
香織「本当、疲れたね。白もみんなも安心して、休んでね!」
勇者「アン、俺達も休もう。先が楽しみになってきたよ。」
アン「勇者、そうだね。」
そして、結界の外の温度が下がったのは1週間後だった。
いつも最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。
やってしまいました。
サブタイトルを……………。
どうも変だと思いました。
話数が突然戻ってました。
どうもすみませんでした。




