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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第5章 これからが本番?
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第248話 湖の主 水竜

何故か。何故か。神様と勇者はボコボコになって、倒れていた。


敵の襲撃に襲われ、無防備な2人は、なすすべなくやられてしまったようだ。


………………。


香織「まったくふざけすぎだよ!」す


アン「まったくだ。」


そう、突然の襲撃者。

香織とアンであった。

当然ですね。ふんどし一丁。フルチ〇ン全開。

身内にも遠慮なく叩きのめす二人。


そして、香織とアンの水着にTバック。


普通ならこうなります。二人とも戦闘力はあります。しかも、この中でも一番の戦闘力の持ち主。香織。

もしかしたら、太郎様より強いかも。


香織「ちょっと失礼しちゃう言い方ね。私は太郎より弱いわよ。」


あれ?聞こえてきましたか?

おかしいなぁ~?


香織「全部聞こえてるからね。」


ひぇーーーー!


どうもすみませんでした。


アン「香織、誰と話をしているんだ?」


香織「あっ、何でもないですよアンさん。」


香織は嘘つきであった。

息を吐くよう平気で嘘をつく。


香織「い・い・か・げ・ん・に・し・な・い・と・に・ど・と・は・な・せ・な・い・よ・う・に・す・る・わ・よ!!」


わっーーーーー!香織激おこです。

ごめんなさい。もう二度と余計な事は言いませんので許して下さい。


香織「2度目はないからね。」


は、はい!気を付けます!


アン「香織大丈夫か?」


香織「だ、大丈夫です。それより折角だから泳ぎませんか?汗もかいてるし、今がアタックチャンス!」


アン「香織って、やっぱり勇者の妹なんだな。」


香織「へっ?」


アン「さ、早く泳ごうか。古代竜達も楽しそうだし、なんか大きな魚や魔物っぽいのは、退治がてら食べまくってるから安心だろう。」


香織「え?、それなんかヤダなぁ~。」


アン「アイツらがのびてる間だけでも楽しもうよ。」


香織「そ、そうだね。」


二人は走りだした。光まばやく湖に。



「へっ、ここの魚なかなか旨いな。」


「おい、見ろよ。湖ワニだぜ。」


「マジか。俺に食わせろ。」


「ダメ早い者勝ち。」


「はぁーー、この湖サメ、なかなか旨いぞ。」


「それより、この湖竜はどうする?」


「なに?そんなヤツがいるのか?」


「ほれ。」


口にくわえた湖竜。デカイ!


「おい、お前話ができるか?」


「す、すみません。古代竜のダンナ方。私はこの湖の主で水竜といいます。よろしくお願いいたします。」


「なんだ、お主がこの湖の主か。」


「はい、そうです。あ、あのう、今日はどうしてこちらにこられたのでしょうか?」


「あ、まぁ色々あってな。それで今地上を目指している所なんだが………………そうだ、水竜よ、お主このどこかにある転移門の場所があるところを知らぬか?」


「転移門って、まさか上に行くヤツですか?」


「それだ!知っているか?」


「は、はい。知ってます。古代竜様達になら教えても構わないと思うので、教えても大丈夫かと。」


「うむ。なら是非教えてもらいたいのだが、場所はどの辺りにあるのだ?」


「はい。ちょっと言いにくいのですか……………この湖の一番深い場所にあります。私は一応、その転移門を守護する為にいるのですからウソはいいません。」


「一番深い場所って、どれぐらい深いんだ?」


「えーーーーっと、大体10くらだと思います。」


「なんだ、随分浅い場所にあるんだな。」


そこで、香織とアンがやってきた。


しかし、銀の古代竜が大きな水竜を加えているのを見て、


香織「ギャーーーーーーア!」


アン「ギャーーーーーーア!」


二人揃って叫びました。


端から見たら凄い絵図です。

大怪獣大戦争!


香織「ちょ、ちょっと、ちょっと、ちょっと。」


香織はそれしか言葉がでません。


アン「ひぃ」


さすがの英雄も身構えるだけ。


白の古代竜が香織に話かけた。


「香織、この水竜はこの湖の主でな、しかも転移門の場所も知っているそうだ。」


「あと、コイツは、その転移門の守護者だと。」


香織「…………………え?マジ?」


アン「へっ?転移門の守護者を丸飲み?」


「まだ、食べられてませんから。」


香織「ギャーーーーーーア!蛇が喋った!!」


アン「で、デカイ蛇だ。見たこともない。」


「誰が蛇ですか!私は転移門を守護する、れっきとした水竜ですから!」


「叫ぶな。うるさい。このままかじるぞ。」


「あ、あ、そ、それだけは許して下さい。」


「でな、香織。この水竜の話では、この湖の一番深い場所に転移門があるそうだ。」


香織「本当に!」


「あ~、ただ少し深すぎる。」


香織「え?だってたかが湖でしょう?」


「香織、転移門がある深さは10キロくらいだ。」


香織「はぁーーーーーあ?10キロ?そんな深い所まで行ける訳ないじゃない。潜水艦が必要だよ。チィ、さすが異世界舐めていたわ。」


香織「古代竜のみんなは問題なく行けるの?」


「まぁ、あまり得意ではないが大丈夫だろう。」


香織「参ったなぁ。」


アン「ねぇ、香織とりあえずあの二人に相談するしかないと思うけど。」


香織「しょうがない。今回だけは。」


実は、香織はまだ激おこでした。


しかし、神様にこの事を話さない限り、先に進みません。


香織「あっ、その水竜は捕まえて生かしておいてね。」


香織からの慈悲深い言葉になぜか水竜はボロ泣きしていた。


「か、香織様ありがとうございます。」


香織「え?様とかやめてよ。」


「いえいえ、本当にありがとうございます。」


香織「うん、わかったから。今から二人連れてくるから、また同じ話をしてくれるかな?」


「はい、任せて下さい。」



しかし、転移門がすぐに見つかったのは偶然とは言え、元をただせば神様が見つけたようなもの。


本当に偶然なのか?








いつも最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。


後日脱字などありましたら、スルーしてお読み下さい。

後日、修正や訂正をします。


それから、皆様からの厳しい意見、批判、感想などお待ちしています。


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