第235話 いまさら?
馬車の中で爆睡中のノアを除き、他のメンバーは何かしら、何かしらをやらされていた。
ヒトミ「ユーナ様、もうここでいいですか?」
シーバ「直視できません。」
マリー「うっうっう。」
先生「ほら、あと少しです。」
いやなんで真っ二つになった痛い奴事立花遼太郎の半分づつの痛いを二人づつで運んでいるのに、なぜそんなに重うそうなんですかね?
シーバとマリー、特にマリーなんか泣いています。
ユーナ「早く、早く!もう少し、もう少しじゃ!」
ユーナ様、少しは自分も動いたらどうかと?
ヒトミ「ユーナ様、ユーナ様がこっちに来て下さい。」
あれ?今頃気づいた人が1人…………
マリー「そ、そうですわ。ユーナ様も少し協力して……うっ、うわー。」
マリー本泣き。
先生「みんな、もう少しだからがんばりましょう!」
先生はどこに行っても先生だった。
シーバ「しかし、なぜこんなに重いのかな?」
ヒトミ「本当ですよね?マジムカつく!」
マリー「あっーーー。」
ヒトミはちょっと……………
マリーは泣き過ぎ。
シーバ疑問。
先生は?
突然立花遼太郎の半分の痛いを運ぶのをやめる。
先生「ユーナ様、立花くんのこの遺体の重さについて何か知ってますね?」
「「「えっ?」」」
ヒトミもシーバも!痛い奴の痛いを運ぶのを中断する。
ユーナ「え?なんの事じゃ?」
先生「ユーナ様、とぼけても無駄です。普通1人の人間が半分になれば体重も半分になります。立花君はどう見ても80キロぐらいしかありません。」
ここで立花遼太郎のスペックを
名前 立花遼太郎
年齢 17歳
身長 182㎝
体重 79キロ(先生さすが!)
趣味 裁縫、刺繍、編み物、小物集め、妹とのお出かけ。
学級委員長、サッカー部所属、
月に何回か女子に告白される程のイケメン、頭もそこそこいい。太郎様や香織の親の会社程の規模ではないが、有名会社の社長の息子。長男。妹が(3歳下)がいる。重度のシスコン。
彼女はいない歴17年。
モテるくせにキスもしたことがない童貞。
これは重度のシスコンの為、他の女の子には興味が無い為。
性格 重度シスコン。直情バカ。力も無い正義肝。一応女子には優しいが、興味無し。
こんな所でしょうか。
ユーナ「ナレーター、お前何を延々と話をしておるのじゃ?」
す、すみません。ユーナ様。
先生「ユーナ様、いい加減に理由を教えて下さい。」
ユーナ「…………………………え?」
先生「ユーナ様、いい加減に怒りますよ!」
ユーナ「…………………………ごめんね、もう一度、」
ドガッン!
「「「はっ?」」」
マリー、シーバ、ヒトミ達は意味がわからなかった。
先生がユーナ様をおもいっきり蹴り飛ばしたのだ。
太郎様眷属パワーで、ユーナ様を右足でユーナ様の顔面を蹴り飛ばしたのだ。
先生はユーナ様の行動や言動にキレました。
マリー、シーバ、ヒトミは先生によって蹴り飛ばされた方をただ黙って眺めていました。
先生は、蹴りを入れた体制のまま「ふぅ。まったく困った駄女神様です。」
先生……………怖いです。
でも、このあともしかしたら飛んでいったユーナ様の所まで立花遼太郎の遺体を運ぶのでしょうか?
太郎様は何処に隠れてナニをされているのか?
いつも最後まで読んで頂き本当にありがとうございます。
毎回毎回、誤字脱字の嵐ですみません。
一応確認はしてますが・・・もしあった場合はスルーしてお読み下さい。
後程、修正や訂正をします。




