表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第4章 戦いと出会い
222/538

第223話 太郎様の光る力

太郎様の対ドラゴンとの戦いは太郎様の圧勝だった。


しかし、太郎様達は心理的に大きなダメージを負った。

それは先生の瀕死の重体だ。

ユーナを持ってしても治癒が難しい事もその要因になっていた。


太郎「ユーナ、なんとかならないのか?」


ユーナ「なぜかわからんが、私達の魔法や魔術がほとんど効かぬのじゃ。」


ユーナ様が焦って話をする。治療にあたっている他の2人からも焦りの様子が伺える。


太郎様は先生の余りにも酷い状態を見て、自分の無力さに怒りを感じていた。


クラスメイト達も集まっいた。しかしみんな自分達の不甲斐なさに先生がこんな事になってしまい落ち込んでいた。


そんな中で、太郎様の体がいきなり光だした。


太郎様はもちろん、周りにいた

仲間達も驚いていた。


太郎「な、なんだこれは?」


みんなも一瞬身構える。

しかしすぐにその理由が太郎様にはわかったみたいに、


太郎「あ、あ~そう言う事か。」


なぜか1人で納得し、ひとりごとを呟く太郎様。

ユーナ様を始め、他のみんなはただその光景を見ていた。


太郎「ユーナ、俺に任せてくれないか。」


ユーナ「どう言う事じゃ。」


太郎「多分、今の俺なら先生を助ける事ができるかも。」


ユーナ「意味がわからんのじゃ。どうやって先生を治すのじゃ?それと、そのお主の体が光っているのはなぜじゃ! 」


太郎「いいからとにかく俺に任せろ!」


そう言うと、地面に横たわっている先生に、両手をかざした。

すると、太郎様自信が光っていた光が手を伝わり先生の体に溶け込んでいった。

太郎様は、自分の体光が完全に無くなるまで、先生の体に注ぎ込んだ。


すると、先生の火傷や千切かかった左腕も綺麗に治っていった。


太郎「はぁ。はぁ、はぁ、は~。」


太郎様が、先生に治療行為を終えると、いきなり倒れた。

周りのみんながざわめく。


ユーナ「みんな、心配するな。太郎のお陰で、先生のケガの治療は終った。太郎はドラゴンとの戦いの後、さらに先生を助けたりケガを治したりしたので、体力も気力限界だったので文字通り力尽きて倒れたのじゃ。」


ユーナが倒れた太郎様の様子をみる。次に先生の方も見ているが、前と変わらない先生が横たわっていた。


ユーナ「ふぅーーーっ。たすかったーーーーーっ!」


ユーナがそう言うと、ユーナも寝る様に、先生の横に並んでそのまま寝てしまった。

おそらく、太郎様の次に力を使っていた人物はユーナ様だった。

それは、みんなに強力な結界を張り続け、先生の治療にもかなりの魔力を使っていたからだ。


マリー「ふぅ。みなさん他にケガや体調が悪い人はいませんか?」


マリーが素早く行動を起こす。

他には、シーバとヒトミで、太郎様をユーナ様や先生の横運び込み、リーンやニーナはその側で、石を立てて焚き火の準備にかかっていた。

ノアは、バケツを持って川の方に水を汲みにいった。


これをクラスメイト達は呆然と見ているだけだった。



いつも最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。


誤字脱字などは確認して修正していますが、もし見つけたら軽くスルーしてお読み下さい。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
https://yomou.syosetu.com/
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ