第214話 襲われる
この物語は、本当はシリアスで大冒険活劇物です。
なのに・・・・
「太郎様ーーーー!」
みんなが一斉に太郎様の所に駆け寄る。
太郎「な、な、なんなんだ一体?」
ユーナ「太郎、お主、何も覚えていないのか?」
先生「太郎くん。」
あれ?呼び名が変わっている。
太郎「ちょ、ちょっと先生、ふむむむむ。」
先生、いきかなり太郎様にキスをする。
「あーーーーーーっ!」
マリー「先生ずるいですわ。」
マリーが先生を引き離し、今度はマリーが太郎様にキスをする。
太郎「ふーむむ。」
シーバ「マリー様、いきなりそ
んな事をしたら、太郎様が、」
シーバが注意をしている間に、マリーを引き離したのは、なんとリーン。
リーン「ぶちゅ!」
「あーーーーーーっ!」
ユーナ「み、みんな何をしておるのじゃ!」
太郎「ふむふむ!」
ヒトミ「リーン様、はい終わり。今後は。」
ヒトミがリーンを引き離す。
太郎「ちょ、ちょっと待って!あっ、ふむ。」
ヒトミ。間髪入れずすかさず。
ヒトミ「ちゅ!からのぶちゅ!」
ヒトミ、もう意味がわかりません。
唖然ボーぜんのノア。
太郎「ぶっは!だからちょっと、ぶむ!」
あ~あ、今後はシーバがヒトミを引き離した瞬間、太郎様に襲いかかる。
ユーナ「ぐぬぬぬぬ。」
ユーナがシーバを張り飛ばし、(一番かわいそう。)ユーナが太郎様に襲いかかる。
しかし、
太郎「いい加減にしろーーっ!」
太郎様、ユーナを張り飛ばす!
太郎「突然、みんなして一体なんなんだ!」
ユーナ、撃沈。
シーバ、轟沈。
ニーナ、ちゃっかり太郎様の膝の上。
先生、太郎様の肩に顔をつけ寄りかかっている。
マリーは反対側で。
ヒトミはなぜか太郎様の両足を抱き締めている。
ノアは、ただ立ったまま、ボーとしている。
物凄いカオスだ。
太郎「いい加減に、誰か説明しろ!」
そうですよね。目が覚めたと思ったら、いきなり猛獣達に立て続けに襲われては、何が何だかわかりません。
太郎様、うらやましいです!
太郎「うるさいっ!」
はっ、すみません。太郎様。
いつも最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
はい、今回も短文ですみません。
あと、皆様からのが欲しいです。お願いします。




