第213話 物凄いテクニック
一方、勇者と香織と英雄とおじいちゃんと古代竜5頭は?
おそらく、壮絶な戦いをしながら、地上に向かって、太郎様を探しているはず。
本来、こんなにシリアスなのに、ここは平和そのもの。
ヒトミ「そんな実況はいいから、はじまるよ!」
「そうでした。先生、リーン、ニーナによるじゃんけんぽん!がいよいよ始まります。さぁ、結果はどうなるのか?さぁ、始まろうとしていす!ヒトミさん、どうなりそうですか?」
ヒトミ「うーん、わからん。」
「有難うございます。さぁ、始まります。」
先生「じゃあ、いくよ!最初はグー。じゃんけんぽん!」
「さぁ、結果は?」
ヒトミ「あ~、これはひきわけですね。」
「引き分けになりました。それでは、次にいきます!」
先生「あいこでしょ!」
「あ~、これは?」
ヒトミ「決まりましたね。」
「な、な、なんと、まさかの勝者はは、ニーナに決まりました。」
ヒトミ「まぁ、何となくわかっていたけどね。」
先生「つ、椿君。」
リーン「負けた。」
「なぜか、負けた二人はあっさりしているように見えますが、ヒトミさん、これはいったい?」
ヒトミ「私の憶測だけど、これはユーナ様の魔法か何かで、ノア様かニーナ様を優勝させる気だったと思うよ?」
「それは、いわゆる出来レース、ぐはぁ!」
ナレーター、ユーナ様になぐられ空の彼方に。
あっ、因みに先ほどのアナウンサーと私、ナレーターは二人で1人ででして。いわゆる分身です。
ユーナ「ニーナ、ほれ、早く太郎を起こすのじゃ。」
負けたみんなはボーぜんとして見ていた。
ニーナ「じゃあ、太郎様の・・・・どこにキスをすればいいのですか?」
さすが13歳!うぶです。
ユーナ「太郎の口に自分の口を合わせて、少ししたら、自分から相手の口の中に自分の舌を押し込んで、太郎の舌とからませるのじゃ。そうすれば目が覚めるはずなのじゃ。」
先生「ユーナ様、それ本当ですか?」
リーン「疑問!!」
マリー「ユーナ様、本当にそこまでしないといけない事なのですか?」
シーバ「そ、そ、それを人前で?ギャー!」
ヒトミ「まったく太郎様は寝てでもイチャこらと。」
ノア「凄い事をしなくては行けないのですね。私でなくて良かった。」
ユーナ「ニーナ、早く摺るのじゃ。太郎がいなくてれつまらないのじゃ。」
みんなハッとした。
ニーナ「じゃあ、ニーナいきまーす!」
うん?どこかで聞いたセリフ・・・
ニーナぶちゅう!
少ししてニーナの舌が太郎様の口の中に。
シーーーーーーーン!
くちゅくちゅ、はぁ、チュ、あむ、ベロくちゅ。
みんなの顔が真っ赤ににってくる。
しかし、ニーナのこのキスのテクニックはいったい?
10分経過。
30分経過。
先生「ユーナ様、これ、絶対におかしいですよね?」
ユーナ「あ、あれーーー?」
マリー「ユーナ様、もうお仕舞いでいいのでは?」
シーバ「さ、さすがに長すぎでしょう?」
リーン「ニーナ様、私に変わって!」
ヒトミ「しかし、ニーナ様凄いですね。こんなに長時間キスし続けてるのが。」
先生「確かに。ニーナ様大丈夫ですか?」
ニーナ「ん?うーん、スボッン!先生、なんですか?」
先生「いや、あまり長時間キスは疲れないのですか?」
ニーナ「ううん。むしろ気持ちいい!ずーとこうしていたいくらい。」
みんなが、ギョっとした。
まさか、無意識の太郎様はキスだけで相手を気持ちよくする事ができるのか?
ニーナ「それでは、続きを。」
ニーナは太郎様にキスしようとしたら、太郎様が気がついていた。
危うく18禁になるところでした。
太郎「いったい、これはななんだ?」
太郎様の第一声でした。
やっと、話が続きそうです。
いつも最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
休んでいた?(スマホ故障で)今のうちに、連続投下!
でも、短文ですみません。
あと、皆様からの感想をお待ちしています。お待ちしています。




