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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第4章 戦いと出会い
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第212話 優しい交代。

今日で3話投下目です。

短文ですが、楽しんで頂ければ幸いです。

この物語は、剣や魔法、魔族や魔物、盗賊や山賊、王公貴族と平民、奴隷などの厳しい差別が普通で、現代日本と比べると明らかに人間の寿命が短い。

そう、この異世界では、人の命など、虫けらのように簡単に死んでしまう。殺されてしまう。このような世界に、現代日本の高校生が召喚され、大変な事ににっているはずだが・・・・



先生が大きな声で、呪文を唱える。(笑)


先生「リーン、ニーナ、ノア、いくよ!」


「はい!」


先生「じゃあ~、せいの、最初はグー、じゃんけんぽん!」


うっ、どうなったのか?


先生「あいこでしょ!」


あっ、あいこでしたか。


先生「あいこでしょ!」


あれ?珍しくきまらない。


先生「あいこでしょ!」


・・・・・


先生「あいこでしょ!」


先生「しょ!」


おっ!短くなった。スピードをあげるつもりだな!


先生「しょ!」「しょ!」「しょ!」「しょ!」「しょ!」


いれ?決まりない。


ユーナ「ちょ、ちょっとまつのじゃ!」


確かに変です。


ユーナ「さっきまで、大人数でした時は、あっさり決まった盧かにおかしいではないか?」


マリー「別に負けた私には関係ありません。」


ヒトミ「うーん、みんな必死なのはわかるけど。なぜ?」


先生「わかりました。では、最初はグーをなくして、すぐにじゃんけんにしようと思います。」


ヒトミ「あ~あ、それでいいて思うけど。」


シーバ「とにかく、早く決め手欲しい。」


ユーナ「それでもいいから、早く決めるのじゃ


先生「では、みなさん、すぐに、じゃんけんぽん!になりますから、いいですね。」


リーン、ニーナ、ノアが頷く。


先生「では、行きます。じゃんけんぽん!」


リーンはグー、ニーナはチョキ、ノアがグー、先生はぐー。


ここでニーナが脱落しましさた。


ニーナ「え?え?負けたの?」


ニーナは涙をポロポロ流しています。


見た目20代、しかし中身は13歳、あまりにもかわいそうです。


その横で、先生が拳を天に掲げています。


リーンは「ふふふふふふふふっ。また勝った。」


何か怖いです。


一方ノア?

ノア「あ、あのう、ニーナ様、私と交代してもらっていいですか?」



このセリフ、じゃんけんに負けたみんなが、ノアの所にすぐさまに集まる。


ユーナ「それは、どう言う事なのじゃ?」


マリー「わ、私にももう一度チャンスを下さい。」


シーバ「なぜ、ニーナ様なのですか?」


ヒトミ「それは、かわいそうだから?」


ノアがモジモジして、話し出す。


ノア「やはり、ここは一番の年下に譲るのが大人だと思います。太郎様がこの話を聞いたら、みなさん、誉められるかとおもいますよ!」


ノア、何気に口がうまい!

しかも、わずかに魔法を使って、みんなを平静にしている。


ユーナ「そ、そうじゃな。ここはニーナにまかせるかのぅ。」


マリー「しょぅがありまん。かわいい妹分の為ですから。」


シーバ「ニーナ様、がんばってな!」


ヒトミ「私は、どっちでも良かったからどっちでも。」


ノア「では、みんなの、許可も出ましたから、ニーナ様、頑張って下さいね。」


ニーナ「ノア様、本当にいいのですか?」


ノア「大丈夫ですよ。みんなも許可しましたから。ただ、次にまた負ける事もあるかも知れませんが、とにかく頑張ってみて下さい。」


ニーナ「はいっ!ノア様の分まで頑張ります。」


さぁ、いよいよ最後の対決になるかっ!!


場には、先生、リーン、そして敗者復活を遂げた、ニーナの合わせて3人です。


え~、今回は特別に解説の方をお呼びしています。


ヒトミさん、よろしいお願いします。


ヒトミ「はい。よろしくお願いします。」


「ヒトミさん、今回はどのような展開になると思われますか?」


ヒトミ「そうですね。おそらく一回で勝負がつくと思いますよ!」


「それは、なぜなのですか?」


ヒトミ「まぁ、見ていればわかりますから。」


「さぁ、いよいよ始まります。」



先生「今回は、最初はグーから入るからね。」


リーン、ニーナが頷く。


先生「いくよ!最初はグー!じゃんけんぽん!」








いつも最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。


また、短文ですが、今日で3話投下です。



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