第210話 修羅場化?
この物語は、現代日本の世界で、ある一クラスの生徒が、担任の先生により異世界に強制転移され、勇者として魔王を倒す役目を、これまた強制的に課せられ、魔族や魔物達を倒し、最後は魔王を倒す。と言う話です。
しかし、ここではとてもそんな話とはかけ離れな事が行われていました。
それは、・・・じゃんけんぽん!
ユーナ「早く、さっさとおわらせるのじゃ。まったく不愉快極まりないのじゃ。」
ユーナがおもっきり八つ当たりをしていた。
先生「ユーナ様がこれ以上おこらせない為に、早く決めてしまいましょう。」
先ほど勝ち残った面々が黙って頷く。
勝ち残った、先生、マリー、リーン、ニーナ、ヒトミ、ノア。
さあ、誰が太郎様とのKISSを勝ち取る事ができるのか?
先生「じゃあ、みなさん、いきますよ。最後はグー。じゃんけんぽん!」
決まりませんでした。
この人数ではなかなか決まりにくいとは思いますが、いきなり負けたユーナは本当に女神様か?
ユーナ「うるさいのじゃ!私は女神様に決まっておる!なんなら、お主を消して違うナレーターにでもしてみるか?」
ユーナ様、す、すみませんでした。
ユーナ「分かればよろしい。これからは、太郎と一緒に様をつけるのじゃ。」
は、はい。わかりました。ユーナ様。
で、では次に行きましょう。
先生「あいこでしょ!」
こ、これは!
ニーナ「やったーー!」
ヒトミ「はぁ、負けた。」
マリー「なぜ?なぜですの?」
ノア「あ、勝っちゃいました。」
先生「ふぅ~。よかった。」
さぁ、ここでまた勝負が決まりました。
勝者は、先生、ニーナ、ノア。
敗者はマリー、ヒトミ。
あれ?リーンは?
リーン「ふふふふふふっ。勝った。」
あっ、勝ってました。でも、なんか怖いです。
勝者は、先生、リーン、ニーナ、ノアの4人になりました。
マリー「うそ、うそよ。なぜ私が・・・」
ヒトミ「はぁ~、なんだかなぁ~。」
負けた二人、特にマリーが普段と違って、物凄く怖いです。
たかがじゃんけんぽん!大会なのに、なぜか、修羅場化してきています。
太郎様~助けて下さい!
次回にいよいよ優勝者が?
決まればいいですね。
いつも最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。
短文ですみません。
でも、休んでいた?分をすぐにでもアップします。
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