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どうして次から次へと異世界に~異世界へ強制転移される太郎~   作者: アドリブコージ
第4章 戦いと出会い
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第208話 最初はグー、じゃんけんぽん!


さて、太郎様が倒れた原因がわからない。ときました!


ユーナ「なんじゃ、上のテンションMAXみたい話し方は?」


先生「それより、ユーナ様。何とかならないでしょうか?」


ユーナ「ムリ!」


「「「「「「えっ?」」」」」


先生「本当にムリなんですか!


ユーナ「だって、太郎はただ寝ているだけだから。余程、色々あって疲れたのじゃろう。


『はぁ~。良かった。』


みんな、一段落した。


ヒトミ「そう言えば、かなりムリしてきまたからね。」


ノア「私を助けてくれたり。」


マリー「盗賊の大群をやっつけたり。」


ユーナ「さらに、盗賊村から、私の妹を助けたり。」


シーバ「私達が寝ている間も、夜警やをして一晩中起きていたり。」


ニーナ「空から襲われた時も助けてくれたり。」


先生「クラスメイトからも助けてくれたり。」


ユーナ「だから、今疲れて寝てるだけじゃ。そんなに心配は・・・・多分いらぬのじよゃよ。」


ヒトミ「ユーナ様、今何か引っかかる言い方をしませんでしたか?」


先生「え?ヒトミさん、それはいったい?」


マリー「ユーナ様、どう言う事ですか?」


ニーナ「ユーナ様~!」


シーバ「ユーナ様、説明して下さい。」


リーン「多分、いつ起きるかまではわからないとか?ですか。ユーナ様。」


ノア「まさか?」


ユーナ「いや、あの、その、んと、えと、まぁ、なんだな、まぁまぁ、みんなもちつけ!」


『ユーナ様が落ち着いて下さい。』


みんなから一斉に言われると、ユーナはたじろいだ。


ユーナ「わ、わかったのじゃ。ちゃんと説明するのじゃ。だから、そんなにみんなで私に詰め寄るな。いや、あは!う~ん、ぎゃは!


みんなしてユーナの体をくすぐりだし、変な声を上げていた。


ユーナ「わ、わ、私にさわるな!説明が出来ぬのじゃ。」


みんなは、とりあえずユーナから離れた。しかし、みんなユーナをガン見している。


ユーナ「ふぅ、やっと落ち着いたのじゃ。本当は太郎が勝手に起きるのが一番なのじゃが、あの様子だといつ起きるかわからんのじゃ。それで、一つだけ方法があるのじゃが・・・・あんまり言いたく無いのじゃ。


『そんな事言ってる場合ですか!』

みんな綺麗にハモってます。


ユーナ「そ、そうじゃな。わかった。ふぅ。・・・・・最初に言っておくが、この方法は、恨みっこ無しじゃからな。」


みんな頭の中で???が並んでいた。


リーン「で、その方法とは? 」


リーンが素早く聞き出す。


ユーナ「あーーーーっ!もう!わかった!私も女神だ!」


ここで、女神ってのが必要なのでしょうか?

まったく、おい変わらずの駄女神っぷりです。


ユーナ「これだけは約束して欲しいのじゃ。みんな公平に、そして恨みっこ無しじゃ。わかったか?」


みんなは黙って頷いていた。


ユーナ「今の太郎を起こす方法は・・・・はぁ、誰かが太郎にキスをすればいいのじゃ。」


白雪姫かっ!


ヤバいです。みんなの目がめちゃくちゃ怖いです。


先生「そ、それで、ユーナ様はどうやってそのキスする人を決めるのですか?」


マリー「そうですよね。できれば運の要素が高い何かで決めたいですね。」


ニーナ「じゃあ、じゃんけんは?」


『じゃんけん!』


リーン「それでいい。」


ノア「あのう、私も参加ですか?」


シーバ「全員参加ですね。」


ノア「あ~、そうなんですか。」


ノアはなぜか乗り気ではないような・・・


ヒトミ「じゃんけんかぁ~、いいでしょう!私の強さを見せつけましょう!」


ユーナ「はぁ、しょうがない。じゃあ、じゃんけんで決めるじゃ、」


先生「じゃあ、一斉にやりましょう。」


みんながまるく集まって、怖いオーラを放ちながら、異様な雰囲気になっている。


ユーナ「じゃあ、やるのじゃ。最初はグー!じゃんけんぽん!」


あれ?じゃんけんはいいですけど、最初はグーってなんですか?


さて、どのような結果になるか?

















いつも最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。



これからは、掲載時間バラバラになると思います。


それでも、1日1話を継続していく予定です。

皆様、よろしくお願いします。

それから、皆様からの感想やご意見などもおまちしています。

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